10月1日~30日 ゼロ展2011 AWARD EXHIBITION

zeroten11award_dm.jpg

秋田県大館市で開催された、ゼロダテ/大館展 2011の特別企画、誰でも出品できるオープンな展覧会ゼロ展2011のAWARD 受賞記念展を開催します。詳細は以下。

日時:2011年10月1日[土]~10月30日[日]12:00~19:00 火曜休廊 入場無料
会場:ゼロダテ アートセンター 東京
主催:ゼロダテ/大館展 実行委員会
助成:芸術文化振興基金 財団法人文化•芸術による福武地域振興財団 ハウジングアンドコミュニティ財団

オープニングパーティー
10月1日[土]18:00~20:00
 
受賞作家を囲んでのトーク。また映像などを交えゼロダテ/大館展 2011 の報告会を行います。

赤湯フェス報告会& ライブ
10月23日[日]14:00~19:00
 ゲスト:サイトウタクヤ、小川舞(湯女子大学)、他
ゲストを交えたトーク、またゼロダテのテーマソングを手がけるサイトウタクヤによるライブを行います。

また、ゼロ展2011については以下リンクから
http://zeroten.zero-date.org/
http://www.zero-date.org/staffblog/2011/08/2011-award.html

チラシPDFのダウンロードはこちらから↓
zeroten11tokyo.pdf

AWARD受賞作家
金沢研悦|画家
略歴:1948年 秋田県大館市生まれ。1970年渡欧、スペインに渡りマドリッド大学美術学部を一週間で中退、スイス、パリを放浪後71年にポルトガルに住む。ヨーロッパ滞在中に
ポルトにて油絵、ロンドンで版画の制作活動に励む。1976年帰国と同時に制作活動を休止、大館市に定住する。2003年に制作活動を再開、2006年に一時休止するも、現在まで
ピラミッドを描き始める。2011年、大館市の古楽&ぎゃらりー珈琲
「ダウらんど」にて、MEU PASSADO展を開催。

作品タイトル:夢の中のピラミッド
作品について:何故、三角形なのか? 大館に定住して30年がたち、たぶん絵を描くこともなくすごして来て、ある日、夜行列車の夢のなかで、キャンバスに線を引きマス目をつくり、色をつけるという夢で、その日からコツコツと描くようになり、その中に三角が見えてきた。今ふりかえると三角が僕にとって一番やさしく、存在感があるということじゃないか。これからも絵を描きつづける限り、三角•ピラミッドにこだわってゆくと思います。
ゼロ展に参加して:街に出歩かなくなった僕が期間中といえども出歩いたのはけっこう辛かったけど、横で見ているだけでもちょっとした連帯を感じることができ、とてもうれしい日々でした。

なくわ みれな|学生、アーティスト
略歴:1988年群馬県生まれ。現在秋田公立美術工芸短期大学専攻科絵画コース在籍。"私の生きる今"をテーマに自身の目を通した人生の美しさや苛立ちの表現を目指す。2011年ゼロダテではワークショップ「開講!美短塾~大館強化合宿~」の塾生として参加。
作品タイトル:「安堵」
作品について:この作品は今から10年前のイラク戦争勃発時にテレビで配信されたアメリカ軍のイラク空爆の映像を父の部屋のふすまの隙間から見ていた記憶を描いたものです。恐怖を感じながらも戦争をテレビで傍観し、 コワイコト が起きたらふすまを閉めてしまえば何も見なくて済む、というエゴイスティックな安堵が混じり合った様を表現しました。

ゼロ展に参加して
ゼロ展は出品された方々の作品に対する想いがぎゅっとつまった作品展だと感じました。私の作品は楽しいとか美しいとかいうものではないのですが、この絵を通して伝えたいことがたくさんあったので、作品を丁寧に見て話を聞いていただけたこと、この様な発表の機会を与えてくださったことに感謝しています。

講師コメント
小林央子/十和田市現代美術館 特任館長
FUNKY! 「ゼロダテ大館展2011」をひと言で表すと、この言葉でしょうか。You are what you say you are. という言葉も思いました。自分をやっているということです。自分の表現をまっすぐやっている。直球です。表現者と直接対話でき、いい時間でした。お隣りさん、頑張っているなぁ。 

伊藤 悠/island JAPAN 株式会社代表(ギャラリー等運営)
大館でのゼロ展。講評会では、作品についてお話を伺うのが、人の生き様そのものをお伺いしているようで、本当におもしろかった。みんなキラキラしてた。この作品の作者には、講評では会えなかったけども、とても気になる点が、聞いてみたいことがたくさん。ぜひまたゼロ展に、そして今度は講評で会えるといいなと思います。

中山ダイスケ/現代美術家・東北芸術工科大学教授
ゼロ展初審査でしたが、自由な展示に大変刺激を受けました。中でも印象に残ったのが福田久美子さんの「安堵」。彼女が幼い頃、寝ていた子供部屋の襖の隙間から見えた隣の大人部屋のテレビ。そこに映るのは遠くバグダットの空爆シーンという作品。その複雑な目線と距離、なのに何故だかペッタンコな作風に魅了されました。

中村政人/アーティスト 東京藝術大学准教授3331 Arts Chiyoda 統括ディレクター
作品は発表するところから始まる。勇気を持って発表してくれた作品は、どれも次の創造の過程が見えだしていた。昨年の出品作家が多いことは、創造の過程に共感と共有がみえだしているということ。その活動性こそ街の創造力ではないか?作品を発表することで街を創造してほしい。    
   
同時開催企画
ゼロダテ/大館展2011 報告展

秋田県大館市で開催されたアートプロジェクト、 ゼロダテ/大館展 2011「もうひとつの大館」は、2011年 8 月12日(金)~20 日(土)の会期を無事に終えました。5周年を迎えたゼロダテ/大館展では、日比野克彦さん、遠藤一郎さんによるライブペインティングや、平田オリザさんによる講演会、温泉旅館を貸し切った極秘湯!赤湯フェスなど、様々なイベントが開催されただけでなく、親子で参加できるアートワークショップや参加型の作品を多く取り入れ、これまで以上に幅広い層からの参加、また秋田県外からの鑑賞者も増加しました。その記録写真や映像を展示して、秋田県大館市で展開するゼロダテ アートプロジェクトの活動を東京へ発信する展覧会です。

お問い合わせはこちらから