2012年11月アーカイブ

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大館の根下戸で開かれた大たんぽ会!
これは『もうひとつのきりたんぽ』で米農家として登場する田中さんと
同じくきりたんぽ作りのページに登場する石田さん両家合同のたんぽ会です。

毎年恒例らしいこの行事、
田んぼを手伝った人みんなに声をかけるので総勢30名ほど。
根下戸にある会館の広間に大集合。

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今年は取材として関わったため私たちにもお誘いの電話が...

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部屋の片隅には、前日から仕込まれたというきりたんぽとおでん。
きりたんぽは贅沢にぎんだけ(高級きのこ)入りです!

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机にずらりと並ぶり料理も、刺身以外はすべて根下戸のお母さん方の手づくり。
ポテトサラダ、山菜煮、カボチャ煮つけ、肉の揚げ物などなど
どれもちょっと甘い秋田味でおいしいー。

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石田さんがマイクで司会進行をつとめ、はじめはみなさんのカラオケを聞きながら、
料理を味わっていると...突然お母さん方がかすりの着物を身につけてステージに!
「木曽路の女」の舞がはじまりました。息ぴったり。
拍手していると、自分に白羽の矢が飛んできました。このような大宴会では、気を抜いてられません。

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このカゴ。なんと石田さんがこの日のために手作りしたそうです!
「乗れ」ということで、カゴに乗ることになり、木曽路の舞に合わせて机の周りをカゴに乗って一周。
担いでくれた2人の腰は大丈夫だったのか心配です。

さらにお母さん方が着替えて登場。
今度は田中さんのご主人のカラオケに合わせて踊ります。この衣装も手作り?毎年恒例?
いろんな疑問がわいてきますが、質問をするスキもないほど大盛り上がり。
みなさん、誰の十八番がどの曲かまで把握している、長~い付き合いのお仲間です。

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さぁ、まだまだ終わりません。
大事な衣装を忘れたと取りに帰って開始したのはドジョウすくい。

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はじめて生のドジョウすくいを見ました!
カゴの中でドジョウを操る手つきがさすが。左の方はこの日初めての見習いだそうです。
続きましては...

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大文字。「踊れないですー」といってみたものの、「さぁさぁ」と法被と団扇が手渡され、
見よう見まねで一緒に踊ることになりました。

料理もカゴも手作りし、ステージでさまざまな踊りと歌を披露して。
本気で遊んでいる根下戸のみなさん、素敵です。

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左がいろいろとお世話になった石田さん。
いつも通り赤い服。大盛況のたんぽ会に、ご機嫌のようでしたー。
ありがとうございました。

yamaoka
「白瀑 しらたき」の名で知られる山本合名会社。
夏の白湯フェスでのつながりで、取材させていただきました。

朝8:45。米が蒸しあがりました。

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蒸気で布がぷくりと膨らんでいます。

働いているのは20-30代など、若手のみなさん。朝早くから出勤し、週に一度は泊まりで
酵母の温度を調整するんだとか。

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水は、裏の山から引いているもの。

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蒸しあがった米をスコップですくい、冷やして、タンクへと移動します。
900㎏まで蒸せるという大きな釜。米を出すのも力仕事。

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下は奥に並ぶタンク。日の光が入らない場所で静かにお酒になっていきます。
日光に当たると酒に色が付いてしまうそうです。
上の階からのぞくと、ぷくぷく、息をしているよう。

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酒仕込みは、時間も手間もかかる作業。

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山本さんが図を描いて説明してくれました。
まずは酵母を育てるのに一週間。1段目を仕込んで2日目は休ませ、
3日目に大きいタンクに移して2段目を仕込み。
4日目に3段目を仕込みます。
それぞれの工程で蒸した米と麹が入っているので、ひとつのタンクを仕込むのに
8回米を蒸す作業が入っているとか。たいへん!

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こちらは麹室。

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麹の温度が上がりすぎるとダメなので、当番制で泊まりこみで作業。
温度が高くなると、手を入れてかき混ぜ、空気を入れるそう。

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これは板状の酒粕。
タンクに入れて、1カ月後くらいにはお酒を搾ります。
そのフィルターに残るのがこれで、粕汁や甘酒に。
この酒粕をひと夏タンクに入れて熟成させると漬物用になるそうです。

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白瀑では瓶に詰めてからお酒を保存します。
タンク保存より劣化しないからだそう。

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シャーレで酵母を培養。
なかなか、ここまでやっている酒蔵は少ないということです。

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こちらが蔵元杜氏の山本さん。
アメリカ留学やレコーディング会社勤務の後、蔵を継いだ、おもしろい経歴の人。
考え方も斬新で、それまでの仕込みかたを一変し、自分で研究してお酒を作りに取り組んでいます。

NEXT5という秋田の若手蔵元集団の一人でもあり、
日本酒のイベントを開いたり、5蔵で分業してひとつのお酒を仕込んだりと
日本酒業界を盛り上げ、日本酒ファンを増やすという意味でも活躍している人です。

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ビートルズ好きらしく、蔵のあちこちにビートルズのポスターが貼られ、
タンクを貯蔵する部屋にはビートルズが流れていました。
ビートルズを聞きながら育てられた日本酒、機会があれば味わってみてほしいです。

yamaoka
写真:船橋陽馬


















11月24日、ゼロダテアートセンター東京にて開催された
『旅するKITAAKITA-北秋田-内陸線で懐かしい景色を探しに』
皆様のお陰様をもちまして大盛況のもと滞り無く開催させていただくことが出来ました。

会場準備をしながらも、本城は久々の東京イベントにワクワク。
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入口のディスプレイはこんな感じでした。
奥に写っている赤いぬいぐるみは、内陸線のゆるキャラ、ないりっくん。
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中へ入ると、北秋田の特産品である『バター餅』や、北秋田鷹巣のソウルフード武藤製パンの『チョコバターサンド』、『きりたんぽ本』、この日発売の『バターもちのうた♪』CDが並びます。
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お隣には内陸線のオリジナルグッズ。
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内陸線のペーパークラフトやロールメモ、ハンドタオル、クリアファイル、
チョロQ、キーホルダー、はがき、DVD、など 充実の物販コーナー☆
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同時期に池袋サンシャインで開催されていた日本ご当地おやつランキングから
こちらに足を運んでいただいた方も多くいらっしゃいました。
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18時のスタートからたくさんの方がいらしていただきました。
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本城奈々ライブではバター餅をみんなで唄って、踊ろうという試み☆
内陸線のゆるキャラ、森吉のじゅうべぇが応援に駆けつけてくれました!
じゅうべぇ、めんけがった〜。
限られたスペースの中での体操でしたので、会場の皆さんには座ったままバージョンの体操をしていただきました。
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バターバターのびるバター餅〜♪
始めは恥ずかしそうにする方が多かったのですが、
写真の通り、最後の方にはみなさんしっかり腕をバタバタさせて踊ってくれました!
この後内陸線トークをしていただいた右奥チェックのシャツの大穂さんが一番のびのび踊ってくれていた気がします!
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内陸線トークでは、くまのたいら企画の大穂さんならではのほっこりする調子で、
秋田の自然溢れる内陸線の魅力をたっぷりと語っていただきました。
また、会場の皆さんに旅するような気持ちになっていただけたらと、
北秋田の地酒や私の父手づくりの無添加燻製、くろもじ茶などを味わって頂きました。
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スクリーンに映し出される内陸線や沿線の風景、人、食の魅力とともに
みなさんとてもリラックスしてトークを楽しんでいただけたのではないかと思います。

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北秋田市の虻川副市長も来場してくださりました。
ご多忙の中にも関わらず、本当にありがとうございました!!
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『人と熊にやさしい北秋田市』^^


そして最後は代表の中村より。
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記憶に残る、懐かしい景色。
わたしの原風景はまさに、我が家の実家の裏庭から見える内陸線が走る風景です。
そのとき抱いた懐かしい想いがじわじわと蘇ってきて、
小さくても光るものを大切にして見出して伝える事の必要さ、改めて実感できて、
中村さんの言葉にもあった、『原風景が原動力』。その意味が瞬時に汲み取れた気がします。

その力をみんなで分かち合っていける活動をしていきたい。
改めてそんなことを感じた機会でした。



本城奈々



温泉天国の秋田県。
地下資源に恵まれていることから、温泉とともに多いのが鉱山です。

時代の流れにより閉山をむかえ、その存在はひっそりとしていますが、かつての繁栄を忍ばせる建物や鉄道などが今も各地に残っています。

大館市のお隣、鹿角市にある尾去沢鉱山を見学してきました。
最初に見えてくるのは、山にはえたような大きな煙突(製錬所跡)。
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ここでは全長約800kmのうち、1,7kmが公開されています。
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坑内は年間通して11~13℃とひんやりしています。

坑道は高さ2.2m、横幅は2.0m。薄暗い道が奥へと続きます。
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地表から450m下まで蜘蛛の巣上に張り巡らされた坑道は15層からなり、まるで巨大な地下迷宮のよう。左上の小さな建物が入口付近を示しています。
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坑道の中には時折、地表に向かって大きく開いた巨大な吹き抜けが現れます。これは地下から伸びた鉱脈に沿って地上へと掘り進めたことでできた人工的な空間です。
鉱脈を丁寧に取り除いたことで露出した断層は約900万年前のものだそうです。
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お酒の貯蔵庫としても活用されているようです。
長期熟成されたお酒はまろやかになり、シェリー酒や老酒のようになるとか。
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坑内には当時使用されていた事務所や休憩所などもあり、たくさんのマネキンが。
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何故か彫りが深いお顔立ち。食事中のようです。
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そして、コース終盤、前触れもなく奉行所が現れます。
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江戸時代には手掘りで作業していたため。1日に30cm掘るのがやっとだったとか。
江戸時代の手掘り坑道。(幅60cm、高さ90cm)
どうやって通っていたんでしょうか。
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金を取る作業。
のはずが、碗には沢山の小銭が。
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一時は全国の銅の産出量の50%以上をここ、尾去沢鉱山から供給していたそうです。
最盛期には坑道に人がひしめき、発破の爆音が響きわたり、町も沸き返っていたかと思うと、今は穏やかに自然に囲まれたこの地域もまた違った姿に見えてきました。


槌間七恵

先日アメッコ市の枝アメ作りを取材してきました。7日間で約6万個もの枝アメを作るそうで、作業場は朝早くから活気に満ちていました。
作業場に入ると甘い香りが漂っていました。砂糖と水飴を火にかけて溶かします。
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鍋で溶かしたアメを冷まして、赤く色付けします。
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機械にかけて練り込みます。もの凄いスピードで回転しています。
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薄いピンクと濃い赤で濃淡を作ります。
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大きな固まりのアメを棒状に伸ばし、カット。それをさらに一口大にカットします。
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見事な連携でみるみるうちにアメが切り分けられていきます。この日は3時間で約9000個作ったそうです。
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アメはこの後袋詰めされミズキの木に飾り付けられ「枝アメ」として仕上がるそうです。_MG_3792_2.jpg

華やかな彩りが町に繰り出す2月が待ち遠しいです。
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槌間七恵

大館市内でありながら、なかなか行けなかった場所。
地図で検索すると、山しか出てきません。
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ここは大館市葛原にある老犬神社。(画面左の赤丸部分)
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老犬神社はシロという忠犬を祀った全国的にも珍しい神社です。
この神社の成り立ちには、マタギの定六と猟犬のシロとの悲しい説話があり、今では愛犬家たちが訪れる場所となっているようです。

こんもりとした山の入口の大きな鳥居。その横には山道を案じてか、ストックまで置いてあります。
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鬱蒼とした杉林が続き、大きな根が張り出し、細い道を埋めつくしています。
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こんもりと杉の葉が積もり、ひんやりとした空気が漂っています。
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10分ほど山道を登ると、鳥居が。階段の上にはお社が見えてきました。
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誰もいないしーんとした境内。
戸口に掛けられた芳名帳には遠方からの方も多く、愛犬の名前もちらほら。

誰もいない真っ暗な中に恐る恐る入ると、さすが犬の神社、犬の奉納絵が飾ってありました。
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巻物を携え走るシロの姿。
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お社の横には、ひっそりと小さな塚がありました。
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定六とシロの話とは。


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江戸時代の中頃、南部領草木(現在の鹿角市の内)に定六という又鬼(猟師)がいた。
この先祖は、源頼朝の富士の巻狩の際、目覚ましい働きによって全国通用の子孫永久又鬼免状巻物を頼朝公より拝領し、代々相伝している家柄であった。
 その定六が、ある雪の朝、カモシカを近くの山で見つけ、追いかけているうちに、いつの間にか三戸城内まで入り込んでしまった。不運にも定六は、その時巻物を身につけていなかったので、捕われの身となってしまった。その時、猟の共をしていた犬シロが、来た道を引き返し、家にあった巻物を口にくわえ、飛ぶようにして三戸城内にもどったが、定六はすでに処刑されていた。
 定六の死後、妻は犬をつれて葛原部落に移り住んだが、犬はその後、食をとらず、定六のあとを追って死んだ。村人は、その忠義の心に感じ、現在地に葬り祭った。(老犬神社の鳥居前の看板書きから引用)
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毎年4月17日に老犬神社では祭典が行われるそうです。各地から愛犬家が集うとか。


雪が降り始めた大館に、犬の足跡。
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槌間七恵

前回 に続きまして、今回はお散歩編です。


<朝の散歩>
6時から7時の1時間。
トラの一日は早朝、まだ薄暗い時から始まります。
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トラはいつも元気いっぱい。時間は関係ありません。


今日はトラの兄弟犬にご挨拶。
よく似てます。
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のどかな道をぐんぐんと進んでいきます。
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唐突にスイッチが入ってジャンプしまくるトラ。
嬉しくてはしゃいでる姿も迫力があります。
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急な斜面もものとせず駆け上がります。
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ご近所さん家に立ち寄り、朝食タイム。
いつもここで朝ご飯を貰うのがトラの楽しみです。
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散歩終了
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このあとお店に出勤します。



<夜の散歩>
夜はお店の仕事が終わってから、7時から8時の1時間が散歩タイム。

公園を抜けて、夜の歓楽街を通っていきます。
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行きつけ?のお店
いつもこちらでおやつをもらいます。
しっぽをふりふり戸口にお座りするも、今日はあいにくお休み。
しぶしぶ動き出すトラ。名残惜しげに何度も振り返ってました。
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早足で歩くこと1時間、いつの間にか体もぽかぽかとしてきて丁度いい運動になりました。

散歩中も、お店にいる時も、いろんな人から声をかけられ、すっかり町の顔として周囲から愛されている感じでした。

大館に来たら、武内金物店のトラにも会いに来てくださいね。
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槌間七恵

昨日、雪が降りました。
はらはらと、穏やかな初雪をイメージしていたのですが
初日から横殴りの吹雪のようでした。

車の上にも少し積もり...
今朝もまた雪。

3週間ほど晴れることなく降り続いていた雨が雪になり
秋田の冬はこうしてはじまるんだなぁと思いました。

こちらは船橋さん作の雪だるま。

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まだ、かわいらしいサイズです。

yamaoka

ハチ公のイメージもあり、忠犬というイメージが強い秋田犬。
全国各地でその姿を競う展覧会が開かれ、さらに大館には秋田犬の博物館まであり、他の犬種とは一線を画したような、堂々とした雰囲気が感じられます。


そんなイメージのある秋田犬ですが、普通の一般家庭ではどう飼われているのか気になり、一日密着取材を行いました。


モデルは、このブログでも度々登場する、武内金物店さんのトラ
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来月で1歳になる、まだまだやんちゃな男の子。
すっかりお店の看板犬として親しまれています。

さて、トラの一日は。。。


朝9時前
バイクに乗せられお店へ出勤
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11:30
軽くお散歩
お店の近所を10分程度歩きます。
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13:30
お昼ご飯
おじさんの手元をじっと見つめて、がまん、がまん、、、
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今日は白ご飯とおでん、ソーセージ付き
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食事中に、小さなお客さん
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ご飯を食べて満足げに、あくびをひとつ
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接客もできます
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ボール遊び
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色んなものが遊び道具になります。
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空き缶、ベルト、そしてお店の商品まで。。。
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そして、またあくび。
よっぽど眠かったのか、表情が豊かで何だか人間のようです。
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19:00
お店を閉めて帰宅
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またバイクの後ろに乗せられて。
今日も一日お疲れさま。
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槌間七恵

またまた続きもの。
いぶりがっこの撮影に行った雪沢のキクさん。
いぶりがっこを一通り見せてくれた後は、干し柿作り。
皮をむいた柿を紐でつなぎ、一瞬だけお湯につけて、物干し竿へ。

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最近、大館でも鷹巣でも、かなりの頻度で見かける軒下の干し柿。
じつは私たちの住んでいる鷹巣レジデンスもこの通り。

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玄関で干し柿を作っています。
地域のみなさまに仲間入りしたようで、ちょっと嬉しい気分。
最近数人から柿をいただき、柿生活を送っています。

が、その柿について、いろいろ考えることも。
レジデンスの柿の故郷は岩手県の花巻市。
休みの日に行った知り合いの農家さんで皮むきを手伝い、おすそ分けしてもらいました。

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そのとき、「生の柿は大丈夫だったけれど、去年は干し柿からセシウムが出て...」と
農家さんが話していました。岩手では山小屋に泊まったのですが、
山の幸が放射能の影響で採れないらしく
「山小屋できのこも山菜も採れないって、どうしようもない」とご主人。

秋田では、セシウムや放射能という言葉を耳にすることが少ないのですが
隣の県に行ったとたんの違いに戸惑いました。
福島に住んでいる友人にも最近柿を送ったのですが
「こっちの柿は数値が高くて食べられないの」と言っていました。
柿やきのこは、特に高い数値が出るそうです。

住む場所が違えば、何を食べるにも気になる生活。
でも、その原因になったものが生み出す電気は、どこに住んでいても同じく使用するもの。

来週から、雪の予報が続いています。
寒い秋田の冬。電気も灯油も欠かせないものですが、できる範囲で節約したいものだなぁと
柿を見ながら思います。

ちなみにこちらでも冬支度。

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道の駅阿仁では、チェンソーアートが軒下に集結!
これも阿仁の冬の風物詩です。

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大館の中心部からは遠く離れた雪沢の黒沢。
こちらに住むキクさんは御年80歳。

いぶりがっこを撮影したいと電話で伝えていたので、到着したらすぐに大根の前へ。
いぶりがっこの説明がはじまります。写真を撮るスキすら作らないほど動くのが
早く、とても80歳には思えません。

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大根はまず4日間塩水に漬けておきます。

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その大根をいぶす小屋(キクさんの場合はハウス改造小屋)に運び
1日半火を入れていぶします。
ここで使う木は生木でないとダメらしく、木を切ってくるのはだんなさんの仕事。
だんなさんも80歳すぎですが、お元気。いぶりがっこは木を切ったり、たくさんの
大根を運んだりするので、「一人じゃできない」とキクさん。

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いぶした大根をまた4日間水に漬け、塩を抜きます。

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そして、今度はザラメや酢などを混ぜた液を作り、大根にかけて
重しをします。

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1週間後くらいから食べられます。

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立派ないぶりがっこ!キクさんによると、大きい大根の方がおいしくできるそう。
「もう何百キロも漬けたよー。人のもやるから」
近所の人や大館の人に頼まれたり、産直センターに出したり、自宅用にも
9月末から今月いっぱいいぶし続けているキクさん。
「なかなか、世話せねばならねから、やる人何人もいねよ」というとおり
手のかかるいぶりがっこを作るのはたいへんです。

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でもそれだけではありません。
作業小屋にはたくさんバケツが並んでいます。
玄米漬け、味噌漬け、山で採ってきたサモダシの塩漬け...
今の時期は、いぶりがっこなど漬物を作りながら、毎朝きりたんぽを焼いて
産直に持って行きます。
「ご飯食べる暇ねぇもの」
というくらい働き者ですが、
「これが生きがいだもの」というキクさん。
裏の畑で野菜を育て、山できのこや山菜をとり、漬物をつけて。
四季に合わせて生活し、その産物を雪沢産直センターに出しています。
生きる力にあふれたパワフルな人で、話しているとこちらも力があふれてきそう。

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裏の畑には、大根の葉がたくさん広がっていました。
春までそのままにしておくそうです。鶏糞もまくので
「だから私はあんまり買った肥料使わないの」
というキクさんの生活は昔ながらの生活。無駄のない、自然に溶け込んだ暮らしです。
そんな人が秋田にはまだたくさんいますが、その知恵を受け継いでいる人は
少ない気がして、きのこ採りや漬物などいろいろなものが消えていきそうで、さみしくも思います。

これから冬になると、干し餅を作るそうです。
1月になれば、1日お手伝いに行きたいと思います。

yamaoka

バター餅につづきまして...
取材の帰り。せっかく打当近くまで来たならと
以前から気になっていた「叉鬼山刀」の店へ寄りました。

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阿仁荒瀬にあるこちらのお店でのみ
叉鬼山刀は販売されています。

マタギ=叉鬼。
この名前はマタギの古文書からいただいたらしく、
又に点を付けることで「魔を切る」という意味があるそうです。

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この叉鬼山刀を求めて、全国の人が訪れるそうで
「叉鬼山刀のご縁で全国の人と知り合いました」という奥さん。
だんなさんが3代目だったそうですが、この3代目から叉鬼山刀をつくりはじめ、
今は4代目の方が阿仁前田でつくっています。

3代目はマタギとして山に入っていた人。
マタギは人の輪を大切にします。
「世の中に切れる刃物はたくさんあるけれど、叉鬼山刀は込められているものが違う
切れるものが作りたいだけの人には教えられない」といっていたそうです。

どうしても作りたければ、一緒に山に入って自然を知るようにということで
実際山について行った人もいたそうですが、マタギのペースについて行けずあきらめたとか。

今では、購入する人の4分の3は猟をしていない人で、
魚を下ろすときに使うなどさまざまな用途に使われています。
代々使える刃物で、刃をこぼしても送れば修理してくれるそうです。

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3代目が亡くなってからも、そのまま残している工房を見学させてもらいました。
機械や道具はどれも歴史を物語る雰囲気のあるもの。

買い物は鷹巣まで1時間弱かけてくるそうですが「住めば都」という奥さん。
都会から山に来る人のなかには山の幸を根こそぎとっていく人もいるそうですが
「ここに住んでいると自然を大事にするということが身についている」とおっしゃっていました。

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話していると、バター餅の柴田さんもだんなさんがマタギだったので
お知り合いのようでした。
人の輪、自然。身近にあるいろいろなものを大切にする文化が
素敵だなぁと思います。

yamaoka
すっかり北秋田の名物となったバター餅。
程良い甘さとバターの風味、そしてよくのびるバター餅の人気は止まる事を知りません。
今回はバター餅の取材へと阿仁 戸鳥内にある精まい家 柴田さんのもとへと向かいました。

到着して早速中へ。
既に柴田さんと餅つき機3台がフル稼働していました。
部屋に広まる餅米の甘い香りがたまりません。


吹かしたての餅米はとってもつやつや。
美味しそう。。。
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餅つき機に搗かれて、みるみると米の粒たちがお餅に成っていきます。
まんまるのお餅が振動でぷるぷる揺れる様がとっても愛らしいです。
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その後に、バター、砂糖、卵が投入されます。

手を動かしながらも、こころよく質問に応えてくださり、
バター餅に対する思いを聞かせてくれました。
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2年程前に亡くなられた柴田さんの旦那さんは農業に加えて冬の間はマタギ猟をされていました。
そんな旦那さんが大好きだったというバター餅。
いつも山へ行くときは旦那さんの好物のバター餅を作って持たせていたといいます。
柴田さんはそんなバター餅を『家庭の味』とおっしゃっていました。
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そんな事からバター餅の人気に火が点く前は、主に冬期のみ作っていました。
今では夏も秋も忙しく、朝から晩までフル回転の柴田さん。
それでも『忙しいのはとっても有り難いことだ。もしかしたら父さんがくれた事なのかもしれない。』
と目を潤ませながら話す柴田さんの言葉に、私も胸がジンジンしました。


気づけばほんのり黄色に仕上がったバターもち。
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四角い型にはめてあら熱を覚まします。
その後はまな板に乗せていよいよ切る作業です。

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こちらは娘さんの活躍が光ります☆
手際よく、均等にカットされるバターもち。
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その際に出る切れ端も無駄にしません。
これがまた美味しいんです。
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片栗粉のベールをまとい、あっという間にパックされていくバター餅。
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こちらが完成品☆
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バター餅に関しては色んな説があるけれど、
柴田さんの想いに触れて、本当のバター餅の味に出会えた気がします。
旦那さんの姿をいつも隣に感じながら、これからもこの味をいつまでもいつまでも届けて欲しいです。
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取材にご協力いただき本当にありがとうございました。




本城奈々
写真:船橋陽馬












田代まち歩き

いつもは車で通り過ぎるだけのJR早口駅周辺。
徒歩だからこそ気付けるものに焦点をあて、見落としがちな風景の中から何を見つけて、感じることができるのか。

この日は「田代まち歩き」ということで、ゼロダテスタッフと有志で参加してくださった方々でリサーチを行いました。
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グループ分けにより、私は藤井三味線店さんを見所としたコースを担当。

10:30に早口駅を出発し、商店街を抜けて道すがらの花々に癒されながら
線路を越えて国道7号線方面に向かいます。
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藤井三味線店さんに到着。
こちらのご主人は職人歴40年のベテラン。
三味線について材料などを色々教えていただきました。
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どっしりとした重みのある津軽三味線。
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棹の部分はインドの紅木というもので、砥石で磨くことで漆塗りのような光沢が出るそうです。
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まるで赤錆のような木の粉
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2階の作業場
犬の皮がずらりと吊るされています。
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趣味で作られている菊。とはいえ、趣味の域を超えたボリューム。
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今日のお昼ごはん。杉やさんにて。
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散歩中の秋田犬にご挨拶。
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秋田県原木市場ではおびただしい数の秋田杉で埋めつくされています。
小振りなものから、ゆうに樹齢百年を越えてそうな大きなものまでいろいろ。
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駅の裏側にある大山神
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小さな鳥居をくぐって急な階段を上がると、もみじの紅葉に覆われた小さなお社が鎮座してます。
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ゆっくり歩いて、駅前には15:30に到着。


その後、それぞれのコースの報告が行われました。
同じコースを歩いていてもぞれぞれ見るポイントが違い、視点の多様性が感じられる充実したものとなりました。


今回のリサーチ結果は、参加者の方々の写真を元に取りまとめ、早口駅の待ち合い所にて展示を行う予定です。

小さなまちで見つけたたくさんの発見。
知っているけど、よく知らなかったようなことなど。
早口駅に立ち寄ることがあればぜひご覧ください。
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槌間七恵

こんにちは!本城奈々です。
秋田内陸縦貫鉄道、合川駅にて開催された『第2回合川駅秋まつり』へ出演して参りました。

前日まで雨続きで、天気が心配されましたが、お天道様が味方をしてくれました!

イベント中も定期的に合川駅の前を走る内陸線にみんな手を振り、
乗車しているお客さんもそれに応えてくれます。
なんだか暖かい気持ちになります。
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このお祭りは、地元有志の方々が立ち上がり始まりました。

今回一緒にステージを飾ってくれたのは、森吉キッズのみんなです。
実は私も小学校時代、同じように踊っていました。みんなみんな可愛い後輩です。
当時、お世話になった先生とも一緒になれて嬉しかったな。

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可愛らしいさと力強さを兼ね備えたダンスで観客のみんなを楽しませてくれました。
その後の本城奈々ステージでは北秋田市バター餅のゆるキャラ、バタもっちとの共演。
バタもっちの人気といったらもうスゴいです。
ちびっ子に囲まれて、バタもっちも嬉しそう。。。
バター餅体操を踊って見せたら、森吉キッズの子供たち流石です、すぐ覚えて『見て見て〜』と踊って見せてくれました。
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この日のお楽しみの一つは、バター餅まき!!今年は去年の2倍のサイズ!!
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みんなまだかまだかと待ち構えています。
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いざ、餅まきが始まると、『こっちー!!こっちにもー!!』と、大人も子供も飛んでくるバター餅をキャッチしようと夢中!!
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地元のみんながこんなにイキイキして楽しんでる姿に、本当に元気をもらいました。
この元気があればきっと寒い冬も笑顔で乗り切れますね!!
今回お誘いいただいた合川駅前地域活性化協議会さんを始め、参加された皆さん、
本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
みんなの笑顔が街中に溢れるように、来年、再来年、、、とぜひ続けて行ってくださいね!!
本城奈々ももっともっとみなさんに笑顔と希望を与えられるようにがんばります!!



本城奈々
森吉山は奥が深い。
マタギの鈴木さんに案内して頂いて森吉山に入ったのが今まで2回。
本日は一人で桃洞の滝まで行きました。
奥森吉野生鳥獣センターから歩いて立川遊歩道に入る。
さらにノロ川遊歩道へ。
歩道は落ち葉に埋もれほとんど地面が見えない。
ブナ林ももう紅葉は終わり、木々も冬支度をしているようでした。

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90分ほど歩くと桃洞の滝が見えて来ます。

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今回目指す場所は実はここではなく、さらに桃洞の滝上流部にある男滝。
沢を登って行きます。

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男滝と言われる由縁のこの岩。
桃洞の滝もそうですが自然が作る造形物をこうして見ていると、人間も同じように
自然によって作り出されたものなんだなと考えずにはいられません。
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男滝
ここを登ると裏安の滝に抜けれるらしいですが、今回はここから戻ります。
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桃洞杉 天然記念物です。
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周囲の山々の山頂部は既に雪が積もっています。
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今年の山登りもそろそろ終わり。
間もなくマタギの狩猟期間が始まります。
雪解けを待って春の森吉山をまた散策したいです。

船橋


今朝は晴れ渡った青空ののぞく、久しぶりの良いお天気。

今日は9日ということで、JR早口駅前にて市が開催されました。
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早口では毎月9のつく日に市がたち、地元の食材などが販売されます。
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鮮魚店では冬の魚をもとめて人が賑わっていました。
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秋田の冬の魚、ハタハタ。あっという間に売れてしまいました。
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卵が入ってぷりぷり。
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スルメイカもおいしくなってきます。
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こちらは「メヌキ」。
大きな頭に水圧で飛び出た目が圧巻。鍋に入れるとおいしいそうです。
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ほかにも野菜や、果物など
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菊の花も。
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甘いものも。
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おばあちゃんのお買い物にはカートがつきもの。
馴染みのお店が多いようで、買い物のかたわらに世間話が絶えないとっても気さくな雰囲気の市でした。
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明日10日(土)には、ここ早口駅を起点として「田代まち歩き」を開催いたします。どなたでも参加していただけますのでお気軽にお越し下さい。



槌間七恵

本日、11月9日、わたくし本城奈々
北秋田市消防署一日消防署長を務めて参りました。
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実際の勤務風景を見たり、救急車の内部や消防車に積まれたたくさんの救命装置を間近で見たり、
直接お話を伺ってみる中で、本当に責任が重くて、大変なお仕事だなと実感しました。

私が今回務めさせていただいた内容は、主に庁舎内外や車両の巡視、防火対象物の立ち入り検査です。
普段なかなか意識していなかった非常口や、消化器の場所、避難経路、煙を遮る為の建物の構造など、とても勉強になりました。

昨年の震災直後のような緊張感が少し薄れ始めてきている今、スーパーで買い物をしたり、イベントに参加したり、防災を意識する事なく何気なく日常を過ごしている事に『はっ』とすると同時にとても気が引き締まる思いでした。

これから本格的に寒くなり、一日中ストーブを点けたりと、一気に乾燥する時期になります。
皆さん、火の用心ですね!!

今回の貴重な機会を活かして、日頃から防火意識を持つ事はもちろん、みんなにも呼びかけていきたいなと思います。


今回お世話になった北秋田市消防署の皆様、
本当にありがとうございました!!


本城奈々

今日は暦の上では立冬になります。長い長い冬の始まりを告げる日、お正月ももう間もなく。


そして、正月と言えばしめ縄。
大館市田代の老人福祉センターにてしめ縄作りが行われていると聞き、取材に行ってきました。
どーんと壁に飾られた様々な大きさのしめ縄。
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どれくらいの大きさかというと。
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左端のしめ縄は神社に飾るもので特大サイズ。右端の棒状のしめ縄は神棚に飾るものです。

神社用のしめ縄。これに飾り物がつき華やかになります。_MG_2647.jpg

神棚用のしめ縄。青々しているので何だかタケノコみたい。_MG_2663.jpg

家庭用のしめ縄。162個がずらっと並んでいます。
これもまだまだ序の口、今年は1000個以上のしめ縄が作られるそうです。
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これらはすべて手作業で作られていて、軽快な手つきが熟練した年季を感じさせます。
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縄綯いは通常右巻きですが、神社などで使われるものは左巻きになります。
下側の緑の縄(スゲ)が左巻き、上側の茶色の縄(藁)が右巻きです。_MG_2682.jpg

藁を芯にしてスゲをぐるぐると巻き付けていき、同じものを3つ束ねてしめ縄を作ります。
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談笑しながらも手元の作業は滞りなく進みます。軽やかな手つきであっという間に仕上がっていきます。
3つのパーツをひとまとめにする作業。
先に2本をねじり、その目に沿って3本目を巻き付けていきます。
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一つにまとまった状態。両端を更に綯い、しめ縄の形が見えてきました。_MG_2695.jpg

一本の紐になった状態で輪にしてまとめ、型にはめて大きさを整えます。_MG_2696.jpg

木型の大きさもいろいろ。
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スゲを保管してる部屋。戸を開けると、ふわーと太陽の当たった草の甘い香りがしました。
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大阪ではダイダイやウラジロのついたしめ縄でしたが、しめ縄の形も地域によって様々ですね。
お正月が楽しみです。


槌間七恵

天気がいいので紅葉を探しにまた町を散策。
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街路樹がちょうどいい感じ。車で走ったら気持ち良さそうです。
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すっかり虜になったツタの紅葉。
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御成町のほかほか弁当さんの向かいにあるツタ。
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黄色まじりの赤から、リンゴのような赤、そして黒に近い赤まで、一括りに「赤」と形容できないくらい表情がまったく違います。
まるで絵の具をパレットにぶちまけたみたい。_0015297.jpg

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灰色コンクリートの建物も、季節限定でカラフルに。
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ナナカマドも実がたわわになって赤く色づいています。_0015308.jpg

今日の収穫。押し花にするのが楽しみ。_0015329.jpg


槌間七恵


10月7日(日)には、キタキタにて アーティスト日比野克彦さんによるワークショップが開かれました。

この日はぽかぽかのいい天気。
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まず、あつまってくださった方々に、明後日朝顔や、みんなであつまって一緒に、あるいはそれぞれに何かを創るということについてのお話をたっぷり。
この後にやってくる、手を動かす時間がどんどん楽しみになります。わくわくが絶頂!

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素材のワラと、ホームセンターで簡単に手に入れることのできるネット、毛糸などが配られ、ワークショップ開始!

米どころ秋田の風景として親しんでいるものの、あまり触ったことのないワラと、ホームセンターでありふれている素材でいったい何ができるだろう?

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ご近所からご家族で参加して下さったお父さん息子くんチーム。

ワラがなかなかネットに入っていかない様子。日比野さんと一緒に、つくりかたの研究中。


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こちらは初対面の3名。偶然にもチェックのシャツで、チェッカーズと命名されてました。制作途中を見ると、稲穂の残ったワラを集めてネットに差していく、なんだか生け花のようでもあり。それにしても、初対面とは思えないチームワークを見せていますね。

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こちらは男性同士腕を絡ませながら(!?)制作中。なんとも親密な制作風景。それをみた日比野さん、「深夜の居酒屋のような雰囲気が作ったものにも出てるね〜」。

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秋田市内の高校生と先生のチーム。ぽかぽかな陽射しに誘われて、外で制作中。ネットの角と角からそれぞれ思い思いに政策を進めています。


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ご家族で参加して下さったお母さんとお姉ちゃんチーム(+偵察の弟くん)。お母さんから、「早く作らないと出来上がらないよ」と喝が入っているところを激写してしまいました。

さあ、みんな本気です。

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こちらは大館から来て下さった庭師の親方。日比野さんのワークショップに参加するため単身でお越し下さいました!なんとオリジナルかつ、花鳥風月な作風です。作るのが好きなんだろうなあ〜、没頭して手を動かしていらっしゃいました。

ずっと作っていたいけれど、終わりの時間が近づいてきます。「全面をワラで覆うようなイメージをもって作っている人が多いと思うけど、空間もうまく使うことができるよね。そろそろゴールの形を考えよう」とアドバイス。

さて、窓の外もすこし薄暗くなった頃、全チームの作品が出そろいました。


壁に飾り付けて、作り手さんたちから発表会。

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お母さんとお姉ちゃん。中央にTAKANOSUと文字が入りました。左右両脇の縄に毛糸がきれいに巻き付けられていて、日比野さん「舞台の幕が開いた所みたいだね」。


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お父さんと弟くんチーム。一緒に一生懸命がんばりました!雪だるまとかまくらが描かれたら、空白の部分が雪に見える、というお父さんのアイディア光ってます!

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秋田市の高校生2名と、先生のトリオ。ハンガーにかかっているものは蓑でイメージしたのは「マタギ」。それぞれが作り進めるのを横目で見ながら、ゆるし/ゆるしあいの時間でもあったととか、なかったとか。物質的かつ抽象的。ワラでこんなモダンな作品作れるんだ〜。

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深夜の居酒屋(仮)チーム。空間に文字がどどーんと入った作品!わいわい作ってた声が聞こえてきそう。


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チェッカーズによる作品解説。タイトルは「男の美学」。黄色の毛糸が大地に縛り付けられ、逃げたいという男心を表現しているのだとか・・。タバコの吸い殻もくくりつけられ、それは「カメムシ」なんだとか。作品解説パフォーマンスも上々

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聞いている人たちも楽しそう!


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こちらは、一人で一作品完成させた方。会場から感嘆の声が!ワラの重なり方がとってもきれいです。

日比野さんは、一人で作った時と、複数の人たちで作った作品と、それぞれにいいところがあって、一人で全体のバランスをみながらきれいにできた作品も良いし、複数の人で影響受けながら作った作品も味わい深くて、なによりも作品を見ると参加した人たちの顔が浮かんできたり、そのときのおしゃべりの内容も思い出すこともできるんだよね、と。

「自分の作品を見た人の声を聞くと、きづくこともいっぱいある」と日比野さん。作りながら、いろんな人とお話ができるワークショップ。ぜひ今後のワークショップにも参加して下さいね!

喋って、笑った3時間。このワークショップを日比野さんは「藁絵」ワークショップと命名されたのですが、もしかして、藁絵=笑え、なのかな?


里村真理


大館市桂城公園にて秋田犬保存会東北北海道総支部展覧会が行われ、北海道、東北各地から60頭もの秋田犬が集まりました。
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テディベアのようなふわふわしたぬいぐるみのような子犬から、凛々しい立ち姿の成犬まで、普段は目にすることのない秋田犬づくし。



審査では一頭一頭時間をかけ、様々な角度から耳の立ち具合や歯並び、巻尾、全体のバランスなど厳しくチェックされます。
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審査の項目は細かく決まっていて、例えばしっぽだと、「太く力強く巻き、長さは略飛節迄とし、巻型は左巻、右巻、太鼓巻、二重巻とす。」(秋田犬保存会発行「秋田犬の栞」より)と定められているようです。
数々の賞を受賞したという、この秋田犬は落ち着きがあり、堂々として風格がありました。
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会場には子犬も多数きていて来場者を和ませてました。

3ヶ月の子犬
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トラちゃん 2ヶ月。
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だっこされて気持ちよさげ。
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2歳ちょっと、凛々しい立ち姿!
顔立ちがまだまだ幼い感じですね〜
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秋田犬を堪能した一日でした。


槌間七恵

北秋田市米内沢が生んだ名作曲家、成田為三先生は『浜辺の歌』『カナリヤ』『りすりすこりす』、『秋田県民歌』などを始めとした歌曲、童謡をたくさん残してくれました。

そんな為三先生を讃え、名曲を歌い次いでいこうと、今年も北秋田市文化会館にて『第7回浜辺の歌音楽祭』が開催されました。

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今回は地元幼稚園、小中学校、合唱団など全21団体、約700人の方々が出演し、為三先生の作品はもちろん、様々な合唱曲を次々と披露していました。

午前中は幼稚園から小学生の部。
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子供たちの元気いっぱいでまっすぐな歌声は本当に心が洗われます。
私、本城奈々も小学3年から高校卒業まで地元の浜辺の歌音楽館少年少女合唱団に在団し、本当にたくさんの為三先生の曲に育てていただきました。
歌を聴きながら、こうやってまた次世代へと歌い継がれていく事がとても嬉しいのと、自分もこうやって育てて頂いたんだという感謝の気持ちで、涙が止まりませんでした。

午後の部は、中学生、地元合唱団。
わたしは午後の一番最初に合唱団の卒業生の方々と一緒に歌わせていただきました。
曲目は成田為三先生の『りすりすこりす』、そして本城奈々の『きかんしゃ公園の町』、『ハピネス』。
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3曲めの『ハピネス』は9月中かけて地元の中学生のみんなと作った曲です。
みんな手拍子しながら一緒に歌ってくれました。
ありがとう!!
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今回、参加して感じた事のひとつは、中学生の歌唱力の高さです。
学校ごとに個性があって、歌に心が乗っていて、男女ともに一生懸命歌っている姿がとても輝いていました。
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為三先生もきっと喜んでくれていると思います。

北秋田市米内沢には成田為三先生を讃える『浜辺の歌音楽館』があります。

研究者の方の調査では、為三先生の作品数はこれまでに300曲以上が確認されており、日本の音楽界で果たした役割の大きさが再認識されつつあります。

秋田県人で居ながら為三先生の存在を知らないという方ももしかしたら居るかもしれません。

そんな方はぜひこれを機会に為三先生を身近に感じていただけたらと思います。

わたし自身も、為三先生への御恩を忘れず

これからも歌い続けていきたいと思います。


本城奈々

写真:船橋陽馬(1部、本城奈々)


天気予報は雨のち曇り、強い風で冷え込むなか、身近な紅葉の風景を探してみました。
山の紅葉は終わりかけとはいえ、町中はまだ綺麗に色づいています。

まずは大館駅前、朝市向かいの建物の外壁のツタの紅葉
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この深みのある赤い色合いが何ともいえません。_MG_2547.jpg

6月の青々としたツタの姿と対照的ですね。
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太陽が覗いた瞬間の八幡神社のイチョウの木
青空にきらきらとしています。
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長木渓流
清風荘の前の散策道付近は既に落葉している感じ。_MG_2582.jpg

車道沿いの山の紅葉はまだまだ綺麗です。
二の渡橋付近から見渡した山並み。
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もみじの赤がまぶしくうつります。
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立石橋付近のようす
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夕方の光に映える大文字
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この日は終日薄曇りで、小雨がぱらついたかと思えば、急に雲間から光が差したり、天気の変わりやすい日でした。
そんな中、晴れ間が覗くと同時に大きな虹が現れました。
麓から上に向かって虹がにゅうーと伸びていく光景は圧巻。
あっという間に消えてしまい、何もなかったかのように空は雲に覆われてしまいました。_MG_2593.jpg


寒い冬がある秋田だからこそ、この冷え込みが紅葉を特別なものにしてくれるんでしょうね。


槌間七恵


誰でも何でも出品できるオープンな展覧会「ゼロ展2012」。


おかげさまで10月6日〜14日(11,12日は展示移動でクローズ)の7日間で合計2840名の来場を頂きました。
遅ればせながら御礼申し上げます。
ゲスト講師により選ばれた受賞者、ゼロ展を鑑賞してくださった方々の投票による上位10名の受賞者をお知らせ致します。


ゲスト講師4名による選出作家

大谷有花選
  
斉藤あづさ
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「7番線」、B5(25.7×18.2cm)、紙にペン、2012年


「ハモニカビート」、F10号(53×45.5cm)、キャンバスにアクリル、2012年



「峠ミチ」、F50号(91×116.7cm)、キャンバスにアクリル、2011年




「汽車」、F50号(91×116.7cm)、キャンバスにアクリル、2011年



「畏」、F100号(130.3×162cm)、キャンバスにアクリル、2011年



岩井成昭選  
村上美樹/「イグサの上で死ぬ」、W72.5×H145×D72.5cm、畳、イグサ、2012年
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立木祥一郎選 
柳原まどか/「ある日のアメッコ市」、W120×H8×D24cm、木、紙、2012年
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中村政人選  
金藤みなみ/「Achela,ゼロダテへ」、150×150×150cm、パフォーマンス、壁面プロジェクター、衣装(FRP、羽根)、解説塗料、映像5分20秒、2012年
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鑑賞者による投票結果
総投票数 652票

第1位 棚谷貞光/水辺の景色/平面(水彩)

第2位 田中淳二/ソーシャルの微笑み 光/平面(紙)

第3位 山内悦子/ハンカチの3Dアート「蘭」/立体(ハンカチ)

第4位 金藤みなみ/Achela,ゼロダテへ/インスタレーション(パフォーマンス、映像)

第5位 田中淳二/ソーシャルの微笑み 明/平面(紙)

第6位 櫻井嘉八/きりたんぽ、雨/平面(しっくい、わら、あきたこまち)

第7位 阿部つぐみ/月と人類/平面(紙)

第8位 棚谷貞光/白樺林/平面(水彩)

第9位 宮本晴美/コノハナサクヤヒメ/平面(紙)

第10位 加賀谷時代/里の路 2/平面(水彩)




また、厳正なる審査の結果、今回の大賞受賞者はお2人の方に決まりました。

両受賞者の方には「ゼロダテアートセンター(大館市大町)」、「KITAKITA(北秋田市鷹巣)」、ZACTOKYO(東京都千代田区)のいずれかで作品を発表していただくことになります。

斉藤あづささん
村上美樹さん

おめでとうございます。
詳細は追ってHPに掲載していきますのでお待ちください。



ゼロ展2012に出品して頂いた作家の皆様、ご来場くださった皆様、投票してくださった皆様、ゲスト講師の方々、周知にご協力頂いた皆様、誠にありがとうございました。

今日は、バター餅を焼いてみました。


あ、この記事を読んでる皆様、

バター餅は基本的にはそのまま食べるものです!


わたくし本城は、

そろそろ違う食べ方を試してみたい、

そんな方々へ色々なアレンジをご提案します!


フライパンにバター餅を並べて弱火で焼く事2分。

とっても美味しそうなこんがりきつね色になりました。

写真 3.JPGのサムネール画像



熱々を引っ張ってみると、パリっ

そして、とろ~ん。


写真 4.JPGのサムネール画像

これは、今までで一番イケている!!


よかったら試してみてください。


そして、バター餅を食べた後には、バター餅体操でカロリー消費!!




本城奈々



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