
大館の根下戸で開かれた大たんぽ会!
これは『もうひとつのきりたんぽ』で米農家として登場する田中さんと
同じくきりたんぽ作りのページに登場する石田さん両家合同のたんぽ会です。
毎年恒例らしいこの行事、
田んぼを手伝った人みんなに声をかけるので総勢30名ほど。
根下戸にある会館の広間に大集合。

今年は取材として関わったため私たちにもお誘いの電話が...

部屋の片隅には、前日から仕込まれたというきりたんぽとおでん。
きりたんぽは贅沢にぎんだけ(高級きのこ)入りです!

机にずらりと並ぶり料理も、刺身以外はすべて根下戸のお母さん方の手づくり。
ポテトサラダ、山菜煮、カボチャ煮つけ、肉の揚げ物などなど
どれもちょっと甘い秋田味でおいしいー。

石田さんがマイクで司会進行をつとめ、はじめはみなさんのカラオケを聞きながら、
料理を味わっていると...突然お母さん方がかすりの着物を身につけてステージに!
「木曽路の女」の舞がはじまりました。息ぴったり。
拍手していると、自分に白羽の矢が飛んできました。このような大宴会では、気を抜いてられません。

このカゴ。なんと石田さんがこの日のために手作りしたそうです!
「乗れ」ということで、カゴに乗ることになり、木曽路の舞に合わせて机の周りをカゴに乗って一周。
担いでくれた2人の腰は大丈夫だったのか心配です。
さらにお母さん方が着替えて登場。
今度は田中さんのご主人のカラオケに合わせて踊ります。この衣装も手作り?毎年恒例?
いろんな疑問がわいてきますが、質問をするスキもないほど大盛り上がり。
みなさん、誰の十八番がどの曲かまで把握している、長~い付き合いのお仲間です。

さぁ、まだまだ終わりません。
大事な衣装を忘れたと取りに帰って開始したのはドジョウすくい。

はじめて生のドジョウすくいを見ました!
カゴの中でドジョウを操る手つきがさすが。左の方はこの日初めての見習いだそうです。
続きましては...

大文字。「踊れないですー」といってみたものの、「さぁさぁ」と法被と団扇が手渡され、
見よう見まねで一緒に踊ることになりました。
料理もカゴも手作りし、ステージでさまざまな踊りと歌を披露して。
本気で遊んでいる根下戸のみなさん、素敵です。

いつも通り赤い服。大盛況のたんぽ会に、ご機嫌のようでしたー。
ありがとうございました。
yamaoka