2012年12月アーカイブ

子供たちと過ごす最後の日。
この日のお昼にはお別れしなければなりません。
でもお別れではなくて、また会えるよね!そんな思いから、お別れ会ではなく『また会う日まで』会をしました。

『また会う日まで』をみんなで合唱。
歌詞をかみしめて歌います。
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いつまでも絶えることなく
友だちでいよう
明日の日を夢見て
希望の道を

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空を飛ぶ鳥のように
自由に生きる
今日の日はさようなら
また会う日まで

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信じあうよろこびを
大切にしよう
今日の日はさようなら
また会う日まで

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また会う日まで
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さぁ、いよいよ最後のプログラム。
お見送りの前に、昨夜みんなが書いた未来龍大空凧を揚げに、森吉山ダム四季美湖の橋へと向かいます。


つづく


本城奈々


原発事故で今もなお仮設住宅で暮らす子供たちへ、『思いっきり秋田で遊ばせたい』との想いから、鷹巣にあるNPOまちなかトーブ代表の村岡さんが立ち上がり、福島県川内村の小学生の子供たちと保護者の方々を北秋田市にお迎えし、わたし達もサポートスタッフとして参加させていただきました。

バスの到着を待ちながらドキドキ。

『ようこそ北秋田へ』の横断幕を掲げて、歓迎しました。

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早朝に出発し、北秋田入りしたのはお昼ころ。長旅でみんなちょっぴり眠そうな顔。

いよいよ北秋田での3日間の冬休みが始まります。


この日の子供たちは地元ボランテジアの方々と一緒に、森吉山荘へと向かい、ミニーツリー作りやキャンドル作り、昔の遊びなどを楽しみました。

私たちは、KITAKITAに戻り、最終日にみんなで揚げる凧作りに励みました。

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それぞれの行程を役割分担しながら、全部で110個もの凧が出来ました。

翌日はその凧を車に積んで、阿仁スキー場に集合し、ゴンドラに乗って山の上へ雪遊びに向かいました。

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なんと美しい雪景色。

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ゴンドラを降りてみると想像を上回る寒さ。

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時折強い風も吹く中でしたが、みんなとにかく元気!

道無き道を歩きながら、途中で雪玉をぶつけてみたり、パウダースノーを掛け合ってみたり、

雪の中にダイブしてみたり、寒さ以上に楽しい時間。

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普段なかなかみれない、樹氷になりかけのアオモリトドマツの姿も。

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わたし自身、小学生時代よく通った阿仁スキー場で、子供たちと戯れて当時の思い出が蘇ったり、

その時には感じ得られなかった雪国の自然美に触れられて、本当に感動しました。

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スキー場での雪遊びを楽しんだ後は、宿の駐車場のスペースで、雪遊び第2段、

ゆきだるまコンテスト!!

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大人も子供も一緒になって、みんななかなかレベルの高い作品ばかり。

小さなかまくらも沢山作って、キャンドルを灯しました。日が暮れかけても、みんな『もっと遊びたい!』と言って、のびのびと雪遊びをする姿がとっても印象的でした。原子力発電所の事故により、当たり前だったことが当たり前にできなくなり、きっと子供たちも、その家族の方々も、この時間を大切に過ごしてくれているんだな、と思いました。


雪遊びを存分に楽しんだ後は、待ちに待った夕ご飯。

子供たちに喜んでもらおうと、きりたんぽ、だまこ、ぜんまいの煮付け、黒豆寒天、サバ寿司などなど、ボランティアの皆さんが腕を振るって作った料理がずらりと並びます。

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お腹いっぱいになった後は、紙風船や剣玉やおはじきなど昔の遊びを楽しみながら、本城奈々も歌のプレゼントをさせていただきました。

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最後はバターもち体操!

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子供たち、父兄の皆さんも一緒に唄って踊って、心も身体もぽっかぽか。

その気持ちに応えようと、川内村の子供たちから歌のプレゼント。

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川内村小学校の校歌の歌詞から、川内村の景色を想像しながら、

一生懸命に唄う子供たちの声に、本当に心が洗われました。


最終日にはみんなで夢を乗せた『未来龍大空凧』を上げます。

その為に、前日に作った凧にみんなで夢を書きました。

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凧は全部で110枚。1メートル間隔で凧を紐に通し固定していきます。

明日は晴れて、凧がちゃんと天にあがるように、いい風が吹きますように。

そんな願いを込めながら、作業は深夜までつづきました。


つづく


本城奈々

本日は、北鹿ハリストス教会さんに、おじゃましました。

とてもかわいらしい建物の外観にウットリ。
ライトアップも素敵です。

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12月24日 18時。

いよいよ、「主の降誕祭前晩祷」が始まります。

小さいながらも、メルヘンな木造の内装に、
テンションが高まります。

建物の天井は丸いドーム(宇宙)になっていて、
ソラからカミサマが見守ってくれます。

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アーミン。

お祈りが始まります。

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はじめての、キャンドルサービス。

溶けたロウソクがこぼれないように気をつけながら、
聖歌をまねて歌ってみます。

結構、むずかしいです。

歌っていると、少し清らかな心持ちになったような気もして、照れます。

清らかになりきれないから、照れるのでしょうか。

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主、あわれ〜め〜よ〜♪

主、あわれ〜め〜よ〜♪

ちょっと、歌えてきました。

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みなさんの手に握られていたキャンドル。

続々と集結中です。

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クリスマスケーキみたいになりました。

本日は、クリスマスイブ。

あたたかな灯りです。ほっこり。

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さて、こちらの十字架は、ちょっと変わっています。

真ん中は十字架。
上の小さい横棒は、プレート(罪状)を表していたり、
下の斜めの横棒は、天国(左)と地獄(右)を表しています。

奥が深いです。

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聖堂内のイコン(聖像画)は、山下りんさんの作品です。

イエス様、誕生。

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マリア様です。

漢字も描かれているのが、日本風です。

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受胎告知。

天使ガブリエルが浮遊しているなんて、めずらしい〜です。

じっくり拝見します。

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扉にたくさんのイコンが飾ってあります。

天の門(扉)の向こう側は、天国です。

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よいクリスマスイブでした。

もう少し清らかな心を手に入れたい。
そんな年頃。。

アーミン。

本文:mto
写真:槌間七恵






午後に休みをとって、飾りつけを手伝ったサンタ列車に乗ってみました。

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車内はクリスマスムード。子供も大人もテンションが上がります。
宴会ができそうなテーブルを囲むシートまで。ビールを飲むお父さんも...。

子供たちはぬいぐるみを見たり写真を撮ったりと大喜びです。
内陸線の人によると、車内のぬいぐるみやオモチャは持ち帰り自由!
どれも内陸線の社員さんから集めたものということです。

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窓の外は真っ白な雪。完璧なホワイトクリスマスです。

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車掌さんやアテンダントさんまでサンタさん!車掌さんは白いヒゲまでつけてます。
アテンダントさんがカゴを持って、プレゼントを配ってくれました。
子供たちはお菓子包み、大人にも飴玉です。これだけ盛りだくさんで、運賃はいつも通り。
しかも、運転している3日間は土日祝日なので、ホリデーパスが使えます。
阿仁合まで往復して、途中下車までしても1000円。なんて素敵。

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子供たちのお菓子包みのなかには、
サンタのくに行の切符も...

ちなみに、アテンダントさんは決まった便にしか乗車していませんが、
車内販売をしたり、パンフレットを配ったりしてくれます。
内陸線のオリジナルプリンをおやつに買ってみました。

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比内地鶏の卵を使った黄金プリンと米粉と豆乳を使うあっさり味のこまちプリン。
こまちのほうを食べてみると、杏仁豆腐みたいでおいしい。
内陸線では手ぬぐいやないりっくんのぬいぐるみなどオリジナルグッズも力を入れています。
 
...と、阿仁前田の駅でじゅうべぇが登場!

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陽気なじゅうべぇです。ホームに現れたときから、子供の視線を一挙に集めます。
そして車内でくつろぎ、歩き回り...近い近い!!

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さらに乗務員のサンタ兄さんと戯れ、疲れ、子供に絡まれ...と大忙し。

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全サンタ列車にじゅうべぇが乗っているわけではないそうなので、今日会えた子供たちはラッキー☆

サンタ列車の運行は22日~24日。
森吉1号、2号(急行)と15:15に鷹巣発・阿仁合行の3便に連結されています。とってもオススメです。

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こんなお客さんにだって会えるかもしれません。

先日は内陸線のスタディトレインにも乗りました。
これは地元の高校の試験期間中、朝の一便にお座敷列車を連結し、
ゆっくり勉強できる車両。学生にやさしい取り組みです。
ときどき居眠りしてる子もいましたが、試験勉強に集中してる子もいました。
 
1月には新春・雪見酒列車など年間を通していろいろなイベント列車を運行しています。
地元の人に愛される内陸線はローカル感たっぷり。旅行客にも人気のかわいい列車です。

yamaoka








年の瀬も迫り、なんとなく忙しく感じるこの頃。
扇田の市日を訪ねると、朝早くからたくさんの人で賑わっていました。
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市日会場の向こうには町のシンボル、雪化粧の達子森が見えます。
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雪に覆われまっしろな会場。
厳しい冷え込みの中、行き交う人の服装は鮮やかでおしゃれ。
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おばあちゃんの頭に巻いたスカーフがかわいい。
こんな寒い時はこたつでぬくぬく。
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カスベ(エイ)
真っ白な雪の上で、赤に染まったエイのコントラストが鮮やか。
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雪よけの庇の下からみえる足。乾物屋さんが賑わっています。
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ハタハタを見る目も真剣。
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マミ(アナグマ)の背当てをつけたおばさん。
カイロのようにぽかぽか暖かいいそうです。しっぽとおしりの位置がぴったりで面白い。
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こちらはお父さん用のタヌキの背当て。
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手づくりだそうで裏地と紐の色が可愛い。
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たくさんの買い物。帰りはタクシーで。
市日の入口は車や、カートを押すおばあちゃんでごったがえし渋滞に。
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扇田の町の入口を流れる米代川もすっかり冬の表情に。
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槌間七恵

12月16日は秋田犬のトラの一歳の誕生日。
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出会った頃はまだまだあどけなかったけど、あっという間に大きくなり、成犬並みの立派な姿になりました。(トラの成長記録はこちら

初めての誕生日を祝おうと、ゼロダテスタッフはプレゼントやカメラやビデオ携えお祝いに行ってきました。
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今日も元気に接客中。

トラ〜!!お誕生日おめでとう!
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プレゼントの骨に大喜び。
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大きな骨に面食らったのか、おずおずとくわえ、みんなの前で食べるのが気まずいのか、奥に隠してしまいました。

トラ以上に盛り上がり、撮影会が始まりました。
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リードを外しておさんぽ。
こっそり隠したプレゼントの骨を持ち出して出発!
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骨が無くなるかと心配だったのかな。

ジェットコースターみたい!体が引っ張られて止まらない〜
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よく熊と間違えられますが、走る姿はとっても優雅で上品です。
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みんながいるのも忘れて、すっかり骨に夢中。
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最近は雑誌にも載って、すっかり有名人?になってきたトラでした。
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写真:髙橋智朗、松渕得雅
テキスト:槌間七恵

他県から来た人にとって
秋田はおもしろい食材がいっぱい!
これまで、じゅんさい、みず、ハタハタなど、
あまり食べたことのなかったものにたくさん出会いました。

そのなかでもおもしろいなぁと思ったひとつが今回撮影で作っていただいた
「あさづけ」。

あさづけといえば、キュウリなどの漬物をイメージしますが
りっぱなおやつなんです。

たまたま知り合いになった、阿仁合に住むKさんに作っていただきました。
シャイなので、顔はご想像におまかせします。
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まず、米をすりつぶします。
おしゃべりしていたら、ずっとすってすって...なんと30分もかけてていねいに粉にします。

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水を投入。

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砂糖をけっこうたくさん加えて

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火にかけます。とろーり透明感が出てきました。
昔、工作で使ったのりに似ていると思うのは私だけでないはず。
煮ている途中に酢をいれ、第一段階は完成。

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これを冷やし、ミカンの缶詰やリンゴ、キュウリの漬物、ブルーべりーなど
お好みの果物や漬物をまぜてできあがり!

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なんとも不思議な食べものに思えます。
メインの材料は米。昔はみんなで田植えをするときの食事の定番だったそうですが
今はおやつとして食べるようです。
これからも秋田のおもしろい食文化にせまりたいと思います。

テキスト:yamaoka
写真:船橋陽馬
今日は以前ブログでご紹介させていただいた北秋田きらきらフェスティバル2012オープニングイベント点灯式!
この日を迎える為に、寒い中ライトを装飾したり、参加を呼びかけたりとスタッフの方の頑張りもあり、サンタパレードが始まる17時が近くなるにつれて、集合場所のKITAKITAに続々とサンタ姿の子供たちと父兄の方々が集まってくれました!嬉しい!
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サンタのコスチュームでワクワク。いつもよりちょっぴり特別な気分☆
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ブルーのLEDライトのロープの輪の中に入りみんな連なって、いざメイン会場の米代児童公園にむけて出発!
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楽しいクリスマスソングに心踊らせながら商店街をパレード。
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先頭はきらフェス実行委員長、日活書店の佐藤さん。
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佐藤さんが抱える箱の中身は子供達への甘くて美味しいお菓子のプレゼント☆
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SL機関車がシンボルの米代児童公園に到着するといよいよ点灯式!
10、9、8、7、、、、のカウントダウンと共に一斉にライトが点灯されました!
綺麗なブルー、ホワイト、イエローの光が、冬の澄んだ空気の中キラキラとロマンチックに光ります。
その後、本城奈々と可愛い後輩たち、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団のみんなと一緒にクリスマスソングを唄わせていただきました。
本当寒かった!
それでも吹雪く事もなく、朝から振ったり止んだりを繰り返していた雨もすっかり上がって、
最高のイベント日和でした。

寒い中、みんなよく頑張って唄ってくれたね!
会場の皆さんも最後まで聞いていただき本当にありがとうございました!
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オープニングイベント終了後、スタッフの方が準備してくれた温かいスープが美味しくて、
冷えきった身体をやさしく温めてくれました。
最後、会場に残ってくれたみんなと記念撮影☆
ちびサンタさん、本当にめんこい!
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さぁ、始まりました北秋田きらフェス2012。
(詳細はゼロダテHPトップにあるカレンダーでもご確認いただけます☆)
期間中は、なんとKITAKITAではキタキタカフェを開店!!
きらきらコーヒー、ましゅまろココア、おしるこ、甘酒、ホットカルピス、リキュール入りコーヒーがお手頃価格でお求めいただけます☆

冬のほっこりな体験をぜひ一緒にいかがですか☆


テキスト:本城奈々
写真:船橋陽馬




〜きらフェスイベントスケジュール〜

☆12月23日(日)宝探し!銀座通りからのクリスマスプレゼント

   11:00~12:00 米代児童公園あずまや集合!

☆1月6日(日)宝探し!銀座通りからのお年玉

   11:00~12:00米代児童公園あずまや集合!

☆1月6、13、20日 日曜きらフェス広場!親子でわくわくライブ&アート!

   15:00~17:00 場所:旧バス会社待合室にて

☆1月12日(土) 本城奈々バター餅体操ワークショップ

   14:00~15:30 場所:KITAKITA(鷹ノ巣駅前すぐ)

   参加費:300円   

          お問い合わせ:KITAKITA 0186-84-8510

☆1月12、13、14日 映画『タイマグラばあちゃん』上映会

   場所:KITAKITA

   高校生以上800円 中学生以下500円(コーヒー、お菓子付き)

          お問い合わせ:KITAKITA 0186-84-8510

☆1月26日(土)フリマ&一箱古本市

   10:00~16:00

   場所:KITAKITA(鷹ノ巣駅前すぐ)

   お問い合わせ:KITAKITA 0186-84-8510

☆12月2日(土)この指とーまれ!雪だるま仮装コンテスト

   お問い合わせ:まちなかトーブ 0186-62-1518


主催:北秋田きらフェス実行委員会

協力:たかのす銀座通り商店会 北秋田市商工会青年部 さぷる この指と~まれ まちなかトーブ ゼロダテ

後援:秋田県 北秋田市 北秋田市商工会 北秋田市観光協会

秋田の魚と言えばハタハタ。
冬の本格化とともに、冬の味覚も到来しました。
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他の魚卵とは一線を画した一見異様な雰囲気の漂うブリコさん。
その外見や、食感や、ゴムのような弾力や、強烈なネバネバ。食べるたびに不思議がいっぱいの存在です。
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秋田の名物を歌い上げる「秋田音頭」には『八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ〜』という一節があります。
季節ハタハタが産卵のために接岸するこの時期特有の光景を探しに、男鹿へ名物ブリコを探しに行きました。




ひとつ目の海岸
海岸沿いを歩いてブリコを探します。

ちらほらとホンダワラが打ち上げられています。
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ブリコもホンダワラに産みつけられたままの状態で打ち上げられています。
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よほど産みつけやすかったのか、細長い一本のホンダワラに6つ(=6匹分)のブリコがついてます。
せっかくなのでカワハギと一緒に。
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こちらは卵塊が合体してオブジェのよう。
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ふたつ目の海岸

まさに思い描いていた通りのブリコ海岸!!
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あまりの量に山ができ、どこまでもブリコが広がります。
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いったい、どれくらいの数になるのか、見当もつきません。

ひとつの卵塊でおよそ1000匹の卵があるそうです。
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近年はブリコの採取が禁じられている事から、時化で打ち上げられたものがそのまま積み上がっていきます。

このたくさんのブリコ、やがて孵化のためのしかけに入れられて海に返されます。

本来ならホンダワラに産みつけますが、藻場が少ないためそのまま産み落とされ、海が時化るたびにこうして打ち上げられるようです。
今よりももっと沢山採れていた頃は、打ち上げられたブリコは子供のおやつだったとか。みんな顎が強かったんでしょうね。


ブリコは一般的には赤茶色ですが、時折カラフルなものも。
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これは、餌の違いによるという説もありますが、具体的には解明されていないそうです。_MG_4785.jpg


こうして見るとお菓子のよう。
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砂浜はブリコで埋めつくされ、空はカモメで埋めつくされ。
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海に漂うブリコはカモメのおやつに。次々にダイブしてブリコを採っています。
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20センチ足らずのハタハタからこんな光景が生まれるなんて、ハタハタの生態の不思議さに圧倒された一日でした。
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槌間七恵

今日は、今月12月22、23、24日と走る内陸線サンタ列車の装飾をしに阿仁合駅へと行って参りました。
阿仁合駅構内にはいつも決まってみんなを待ち構えて送り迎えしてくれる熊のじゅうべぇ、の分身?が居ます。
この時期はサンタのコスチュームで一段と可愛らしい じゅうべぇ。
車掌の帽子はやっぱり外せないみたい。
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駅の改札を抜け、線路を横切り、車両基地へと向かいます。
写真奥に見えるオレンジの車両は線路上の雪を払う除雪車です。
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今回、装飾するのは赤い車両に連結している急行もりよし号です。
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車内へ入ると内陸線従業員の方が既に飾り付けをいくらか始めていてくださいました。
大きなクリスマスベルがたくさん飾り付けられ、既にクリスマスモードが漂う車内。
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雪の結晶やトナカイ、サンタ、スターなどを型どったカッティングシールを窓に貼り、
LEDライトを一面に張り巡らします。
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なかなかこれがセンスを問われる作業。
ライトの設置が終わると、今度はツリーの飾り付けや、たくさんのぬいぐるみを吊るしたり、
要所要所にミニツリーを飾ったり、おもちゃ箱を置いたり、とことん賑やかモードに。

そして、完成した車内がこちら!
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車内の隅々までクリスマスの楽しさが鏤められたサンタ列車の完成です!

サンタ列車の詳しい情報は、内陸線ホームページに掲載されております。
ぜひご覧いただき、この時期限定のサンタ列車に揺られながら素敵なクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。



本城奈々
写真の一部:yamaoka

大館の夜

12月になり、シャイニングストリートの点灯がはじまりました。
雪で覆われてひっそりしていた大館の町が明るく照らされています。
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真ん中の車線を走ると、両脇に明かりが広がり光に包まれるみたい。
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市立病院交差点から看護福祉大学正門付近まで約900mにわたり、通りに並ぶ大きなケヤキ87本がLEDで飾られイルミネーションを楽しむことができます。
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年末にはカウントダウン点灯式が行われ、点灯最終日の1月14日には冬の空に花火があがるそうです。

今日もまた、ここを回り道して帰宅。
真っ白な雪の中に、ほっと温もるあたたかな光が、一日の締めくくりを爽やかにしてくれます。


そして、駅前のハチ公もマフラーを巻いて、すっかり冬の装い。
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雪のちらつく中、駅から出てくる人を迎えています。
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槌間七恵
シャイニングストリート撮影:松渕得雅

成章小学校に続き、今度は比内養護学校でデザインの授業をさせていただけることになりました。

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比内養護学校は小〜高等部からなり、
学習の一環で収穫物や作業製品の販売、ボランティアなどの取り組みが積極的に行われています。
ハチ公小径の空き店舗を活用したカフェを運営したりと地域と協働する機会が多く、とても実践的。

今回ご一緒するのは高等部のみなさん。
自分たちで育てた農作物を使い、学年ごとにお菓子やオリジナルきりたんぽ鍋を考案、
1月16・17日に開催される「比内とりの市」で販売するのだそうです。

そこで使用するツールデザインなどについて、アドバイスを交え一緒に考えます。


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まずは全学年合同でデザインの導入。
お祭りでの出店と言うことで、
ターゲットの想定やキャッチコピー、効果的な配色について勉強します。
なかなか本格的な内容ですが、みんな挙手や声を出して積極的に参加してくれました。


そしてこのあとは各学年それぞれの課題にアドバイス。

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カレーきりたんぽを販売する3年生。
課題はネーミングに、屋台装飾にポスター、
同時に企画しているゲームで着用する比内鶏をイメージした衣装など。

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カラフルな屋台。どうしたら目に留まるものになると思う?


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どんな名前・キャッチコピーを付けたら食べたいと思ってもらえるかな?


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話し合いはそれぞれのグループに分かれて賑やかに展開しました。




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続いては1年生。
この学年では野菜をつかったお菓子のラベル制作。
みんなの手描きのロゴとイラストで、ぬくもりのあるデザインを目指しました。

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色使いや線にセンスを感じます。。

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グリーンファーム/green farmとは、1年生が商品を販売する際に用いる名前です。
どんなものが出来るか楽しみです。


後にもう一度1年生と、「豚キムチきりたんぽ」を販売する2年生への授業に伺ったら
各学年でネーミングやデザインを決定し、いよいよ本番。


どんなデザインが完成したか、ぜひ「比内とりの市」に足を運んでご覧になってみてください。

トモロー




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今月から、大館市大町にある秋田銀行大館支店の一階にてゼロダテが展示させていただいています。

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「もうひとつのきりたんぽと空ツリー展」

http://www.zero-date.org/schedule/schedule_file/001300.html

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今回は、10月に開催された駅前美術展での「空ツリープロジェクト」で集まった空の写真を展示している他、ゼロダテが今年発売した書籍「もうひとつのきりたんぽ」の紹介もパネルで行っています。

まずは空ツリーはこんなかんじです。

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美術展では雪吊りに写真を結んで飾りましたが、風でくるくる廻ったりしていたので、今回の方がじっくりと写真を眺められます。

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パネルは二枚で青空と夕暮れ朝焼けなどに分けてみました。どれもきれいな空ばかり。

そして、もうひとつのきりたんぽコーナー。
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銀行内の本のラックにもきりたんぽ本を置かせて頂きました。自由に閲覧できます。ここで展示を見た方がふらっとZACを訪れてくれたりもしています。

銀行の外のショーウィンドーのスペースにも展示させて頂いています。

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ずらりときりたんぽ本のパネルです。商店街を歩くかたも足を止めて覗いてくれます。
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展示は12月28日(金)まで。どうぞ見にいらして下さい。

写真、テキスト:サイトウ

秋田に数ある奇祭のひとつ、大館市山田のじんじょ祭り。
「じんじょ」は地蔵がなまった呼び方だそう。

じんじょさまは集落の入口か出口にあり、
集落の人を守っています。昔から続く伝統的なもの。
山田に9つある集落のうち、7つにじんじょさまがあります。
じんじょさまは男女の二体が一緒に祀られています。

わらと菅(スゲ)で作るじんじょさまは年に一度新しく作られます。
12月9日、まずじんじょさまを作る作業から取材におじゃましました。

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山田の赤坂地区。
30軒ほどの集落です。じんじょさまを作る家は毎年当番制。
当番の家は「宿」と呼ばれます。宿の家の車庫に、8人ほどのご近所の方が。

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顔は使い続けますが、身体はこの日の朝、燃やされたそう。

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足も手もすべて藁から作っていきます。
縄をなうスピードも速い!そして仕上がりはきれい。
今の若い人には、縄をなうことも難しいうえ、あまり若い人は参加していないよう。
なので、今後じんじょさまはどうなるのか...。毎年作るのはたいへんだからと
作るのをやめる相談をしている集落もあるそうです。

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だんだん人に見えてきました。
「女のちち、大きすぎねか」「ずいぶん左が下がってるよ」
など言い合い、楽しい会話とともに進められます。

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胸や性器までしっかり藁で作ります。
男性は大根、女性は赤カブの絵で性器の部分を隠します。

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顔は化粧して(塗りなおして)
人より少し小さいサイズのじんじょさまの完成。
朝の9時からはじまって、午後3時くらいにやっと完成しました!
この日は宿の人の座敷に移動して終了。

そして、11日、祭り当日。

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宿の人の座敷にはお供えものがズラリ。
お供えしている大根なますや煮物は、どの集落も同じように作るそう。

午前中に宮司さんがいらっしゃって神事を行ない、
午後は2時間ほど宴会。宿の人の座敷に、近所の方が15人ほど集まりました。

その間に地元の人と話す時間があったのですが
「大事なのは、こういう行事ではないの。これやることで地域への想いが強くなるでしょ。
誇りを持って生活できる人が増える。それが大事なことで」
と言っていました。
逆を言えば、行事が減れば結束が弱まり、若者が出て行ってしまうのかもしれません。

この伝統を守っている世代はみんなご年配で
次の世代までも引き継がれるかどうか。どの地域でも同じ状況かもしれませんが
秋田は伝統の踊りや行事が多いぶん、気になります。

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次の宿の人に順番を渡す「とわたし」の儀式なども行なわれ
午後4時、他の集落の人たちと連絡をとって、家を出発。
酒を酌み交わします。

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そして、隣の集落のじんじょさまとぶつかります。
男のじんじょさまは隣の女のじんじょさまと...それぞれ違う性別のじんじょさまと
ぶつかるのは、子孫の繁栄や地域の結束を願って。

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集落を練り歩きながら、出てきた住民に玄関先でお供え物のおすそ分けをしていきます。
太鼓を鳴らしながら、じんじょさまの行列が歩く姿は、地元感にあふれていていい感じ。

もうひとつの隣の集落は、人だけ歩いていました。
作ったじんじょさまはすでに堂宇に祀ったとか。その理由はじんじょさまを担げるような若い人が
参加していないので、練り歩けなかったそう...じんじょさまは一体7㎏ほど。
そのうちじんじょさまを作ることさえ続けられなくなってしまうのかもしれません。

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集落をまわった後は堂宇(御堂)へ。
ここで集落の人たちを守る守り神として、また一年。

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すでに5時ごろ。作るのも、祭りも一日がかり。
こういう行事を守り続けている集落のみなさんは、地元愛にあふれていて素敵だなぁと思いました。

さぁ解散と思ったら、次の宿の人の家に上がらせていただくことになり
2時間ほど、地元の方々&新聞社やケーブルTVさんなど取材陣の組み合わせで
語りあいました。この方々が山田を盛り上げているんだなぁと納得できる熱い人たちでした。

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宿の家の方と、集まっていた方々、二日間もおじゃまさせていただき
ありがとうございました。

テキスト:yamaoka
写真:船橋陽馬

能代を代表する伝統工芸として知られる「能代春慶塗」。
平成22年に「石岡庄寿郎」の名を継ぐ後継者が途絶えてからは、親族の方が残された商品を元にお店を続けておられます。
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私たちが訪ねると、親族の皆さんが集まってくださっていて、アルバムを見ながら春慶塗にまつわる古い思い出などを語ってくださいました。
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創業から300年、門外不出、一子相伝をもとに受け継がれてきた技術は10代目の石岡庄寿郎さんの逝去により失われました。
また昭和24年の能代市内の中心地帯を焼けつくした大火で土蔵もろとも焼失したため、資料となるようなものも残っていないそうです。

昭和24年の大火の焼け跡から見つかった受賞のメダル。
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包装紙にも数々の受賞が記されています。
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重箱や盃、銘々皿や建水、お箸など。色んなものが並んでいます。
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その後、工房を見学。
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壁にかけられた道具などから当時の作業場の雰囲気が感じられます。
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当時の作業場の風景。
ここで全ての作業が行われていました。
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使い込まれた刷毛。
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鮮やかな黄色がまぶしい。
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底に漆が溜まった碗。_MG_4307.jpg

出来上がりの頃は、濃い飴色をしていますが、完成から2〜3年経つと透明感が出て、ウコンの黄色が鮮やかに浮かび上がるそうです。
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光が当たると金色に輝いているようでした。
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ぼってりとした厚みのある漆塗りとは違い、軽やかな黄金色と透明感が際立つ春慶塗。
独特の美しさを堪能しつつも、「本当に良いもの」さえも残す事が出来ない世相に、なんとも言えない歯がゆい気持ちになりました。


槌間七恵

52回目のゼロダテTVは、きりたんぽ特別配信としていつもとは違った内容をお届けしました。
カメラの前に、どんと構えるのは土鍋。
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そして、最初から最後まで2時間ずっと、このアングルで土鍋だけが映し出されました。


さて、本編の内容についてはyoutubeをご覧いただくとして、カメラには映らない土鍋の周囲で何をしていたかというと。
鍋と同時に仕込みはじめた七輪。
すっかり七輪姿が板についていたサイタクさん、ハタハタを焼いています。
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季節ハタハタ漁も始まり、体も大きく、ブリコも立派、ブリブリしてます。
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鍋も出来上がり湯気が食欲をそそります。
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ほかほか鍋を囲んで、きりたんぽにまつわる話題のあれこれ。
ほろりとする話題もちらほら。
そして鍋はあっという間にからっぽに。
ごちそうさまでした〜


槌間七恵

11月11日、キタキタの鷹ノ巣駅に面した壁に育っていた明後日朝顔を収穫しました。

春にみんなで植え替えた朝顔、花を沢山咲かせて楽しませてくれた夏を経て、すっかりちゃいろく枯れてきました。
本格的な冬が来る前に、みんなで来年のための種をとっておきます。

外はだいぶ寒くなってきているので、上と下のロープの結び目を外してキタキタへ運び込み、ロープからツルと種を取り外します。

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ブルーシートの上に種を落としていきます。日当りがあまり良くなかったからか、ちょっと細い朝顔のツル・・。
たくさんの花を咲かせてくれた季節が懐かしい。

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ツルから種を落としたら、ロープとツルを外します。
ロープを引っ張ると、ツルがきれいに抜けていくんですよ〜。二人一組でひっぱりあいっこ。

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あっちでもこっちでも。ロープだらけのキタキタ。全部で39本の朝顔ロープから、種とツルを外していきます。

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ロープから外れたツルは、こ〜〜んなに長い!絡まらないように!


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ころころと種たち。こちらの種はまだすこし水分が残っているので、一冬この種を乾かしていきます。

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ロープはくるくるまるめて、来年用に保管。一年おつかれさま。

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ブルーシートに落とした種を集めると・・

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こんなに種が取れました。

雨続きの鷹巣でしたが、この日は久々の晴れ!
それでも、前日までの雨で種はしっとりしています。
ストーブでしっかりと乾かしてから殻を外し、容器に入れて来年まで明後日朝顔は「種」の時間を迎えます。
雪に閉ざされる秋田の冬は、明後日朝顔の「種」の時間と重なって感じられます。
じっと春を待つ時間の大切さ、熟考し、熟成する時間の大切さ。
そんな時間もただ停止しているのではなくて、種のなかではゆっくりと裾野の広い変化が起きているんだと感じます。


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こぼれてしまった種を一つ一つ拾い・・



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リンゴ箱プランターの周囲にも種がおちているらしい。みんなで目を凝らして探してくれています。

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種を見つける目になっているサイタクさん、どんどん種を見つけていきます。


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こちらは、収穫後の朝顔の蔓を使ったリース作りです。
ロープから外れたツルをくるくると巻くと、こんなふうにリースが!

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そこに飾りつけを・・。かつて東京やロンドンの花屋さんで働いていた経験を持つ写真家・船橋くんの出番です!
いただいた姫リンゴやドライフラワーを配置していきます。
キタキタに飾り付けてありますので、ぜひ見に来て下さい!!




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最後にみんなでぱちり!

これからは朝顔のツルでつくったリースが、キタキタを飾ってくれますよー。
そして、来年の春、また一緒に苗を植える日を楽しみにしています。


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写真:船橋陽馬(一部 里村)
テキスト:里村真理

こんにちは。

今日から12月。

北秋田の気温は氷点下。

窓の外はちらちらと雪が舞っています。

今日は今月12月16日~2月2日まで開催される
第5回KITA AKITAきらきらフェスティバルの電飾設置作業にちょいと行って参りました。
鷹巣にある米代児童公園の機関車を飾ります。

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寒くてかじかむ手をがんばって動かしながら
高いところから、低いところまで、LEDの電飾を針金やテープを使って設置していきます。

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途中で近所の方がホットコーヒーを差し入れしてくれて、嬉しかった~。


これが光るとロマンチックで本当に素敵なんです。
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きらきらフェスティバル2012詳細
点灯期間:2012年12月16日~2013年2月2日
点灯時間:17:00~22:00
イベント会場:米代児童公園 12月24日25日31日はオールナイト点灯!


☆12月16日(日)17:00~ 
   サンタパレード&オープニングイベント点灯式 
   本城奈々&浜辺の歌音楽館少年少女合唱団ミニコンサート
☆12月23日(日)11:00~ 
   宝探し!銀座通りからのクリスマスプレゼント
   米代児童公園あずまや集合!
☆1月6日(日)11:00~ 
   宝探し!銀座通りからのお年玉
   米代児童公園あずまや集合!
☆1月6日(日)、13日(日)、20日(日)15:00~ 
   日曜きらフェス広場!親子でわくわくライブ&アート!
   場所:旧バス会社待合室にて
☆1月12日(土)14:00~16:00 
   本城奈々バター餅体操ワークショップ
   場所:コミュニティーステーションKITAKITA(鷹ノ巣駅前すぐ)
   お問い合わせ:KITAKITA 0186-84-8510
☆1月26日(土)10:00~
   フリマ&一箱古本市
   場所:コミュニティーステーションKITAKITA(鷹ノ巣駅前すぐ)
   お問い合わせ:KITAKITA 0186-84-8510
☆12月2日(土)この指とーまれ!雪だるま仮装コンテスト
   お問い合わせ:まちなかトーブ 0186-62-1518

主催:北秋田きらフェス実行委員会
協力:たかのす銀座通り商店会 北秋田市商工会青年部 さぷる この指と~まれ まちなかトーブ ゼロダテ
後援:秋田県 北秋田市 北秋田市商工会 北秋田市観光協会




寒い冬も楽しく、そしてロマンティックに
雪国秋田を堪能しましょ☆


本城奈々

北秋田市の南東部に位置する森吉山。花の百名山に名を連ねる登山客に人気の山です。
森吉山の中腹は天然記念物クマゲラの棲むブナの原生林が広がり、標高1000mを超えるとアオモリトドマツが育っています。夏の山頂部は可憐な高山植物が咲き乱れ、冬はアオモリトドマツの樹氷が見られる独立峰。


11月初旬のある日、お休みをつかって内陸線で森吉山に向かいました。
乗車駅は、鷹巣から一つさきの西鷹巣駅。雲がぽっかり気持ち良さそう。

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今回は、ブナの苗木を植林して森吉山麓高原のブナ林を再生させる活動を行っている「森吉山ブナ林再生応援隊(森援隊)」の秋の活動に参加させて頂く予定です。
阿仁前田駅で下車。そこから森援隊の方の車に乗せてもらい、森吉山ダムを越え森吉山荘を越えて、さらに10キロ山道を車で進みます。
鷹巣では青空だったのに、山に入るにつれて稜線に入り込むように低いところまで雲がおりてきていました。

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活動の拠点はこちら、「奥森吉青少年野外活動基地」にある、「青少年野外活動センター」。広々として気持ちいいホールなどをそなえ、野外活動するには最高の環境。
隊員の方々が集まってきて、室内を暖めたり、机や椅子を用意したり・・。この日は天候も芳しくなく冷え込んでもきたので、早めに活動を切り上げようという話になりました。山での無理は禁物です。

さて、ブナの苗木を見に庭へ出よう。

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建物の裏には、ブナの苗木を育てる畑があります。小さな芽が出ているのが見えますかー?
森吉山の林で種を拾って、森の落ち葉を集めた腐葉土で育てているそうです。
まだまだほんとうに小さい芽。苗がもう少し大きくなったら、さまざまな外部の人と植樹される予定です。

この森吉山麓高原は、秋田県の自然再生事業地となっています。
昭和50年頃、牛の放牧地として森吉山麓高原に広がる500haほどの天然林の開発が行われました。しかし平成21年で放牧利用が終了、現在、放牧地は広い草原地帯となっています。
ちょうど開発の行われた昭和50年頃の森吉山麓高原で、本州で初めてクマゲラの棲息が確認され、研究・保護活動も続いてきました。草原地帯の周囲にひろがるブナの原生林は、草原地帯によって森の繋がりが断たれた状態にあります。
森林が連続していることで生物の生息地としての空間が広がり、健全な生態系の保全が有効と考えられています。たとえばクマゲラが棲息するには1000haのブナ林の広がりが必要と考えられているなど、クマゲラの生息地でもある森吉山麓高原を再び広葉樹林帯に戻していく活動が、この地で現在進められています。


ブナの原生林は、人の手が入らず、森に育つ様々な木々が独自に見事なバランスをもってなりたっている森のこと。
森吉山は、原生林もあり、人が手を入れて育てている森林も植林地もあって、多様な森林を体験することができる場所。
クマゲラがそだつ原生林のゆたかな生態系を感じることもできるし、あるいは植樹を通して自ら森林の再生することもできる、いろんなかたちで楽しんで自然に触れてもらいたい、と隊員の村田さんは語ります。


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さて、森林再生の活動にレポートに戻りましょう。

ブナの苗木を育てる畑のちかくには、キノコのための丸太がおかれていました。
その丸太にはとっても大きなヒラタケが!みんなでわいわい収穫。


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人の顔と同じくらいの大きさがあります。


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今日のお昼は、この採りたてキノコたっぷりのキノコ鍋!!楽しみ〜〜。

本日の活動のもうひとつの目玉は、夏に作ったオブジェを片付けることです。
森吉山ブナ林再生応援隊の夏の活動では、キャンプ場の広場で、森にある小枝や倒木の枝などをつかったユニークなオブジェが作られました。みんなの目を楽しませたオブジェも、もうすぐやってくる冬に向けて冬支度。積もる雪に壊れないように安全な場所へ避難しました。

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キャンプ場から程近い林を散策します。
林の中の倒木に、なんと天然のなめこを発見!

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まだ小さな なめこがびっしり。森になれている人たちも狂喜乱舞。
本来ならばもう少し育ってから頂くのがよいそうですが、天然なめこを初めて見た活動初参加者の私のためにすこし取ってくれました。

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倒木の皮を傷つけるとここにはキノコが生えてこなくなってしまいます。皮をはいでしまわないように、刀を使ってなめこを丁寧に切り出します。

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ぬるぬるつやつやの衣をまとったなめこ。おいしそう!

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なめこの上にはツキヨタケ。こちらは要注意!毒キノコです。夜になると青白く発光するから「ツキヨタケ」という名前なんだそうですよ。ちょっと夜に見てみたい。

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こちらは「クロモジ」。枝葉は干して「クロモジ茶」になります。生の葉も、もむと清涼感のある香りがします。枝はニスが塗られているようにつるつるしていて雪がくっつかないので、昔はカンジキの材料につかったとか。
クロモジを漢字で書くと「黒文字」。枝に黒の斑紋があり、それが文字のように見えるからなんだそうです。

森の木々のことを聞きながら、植樹をするエリアへ移動します。
植樹するのは、ブナのほか、高木になるミズナラ、トチノキの3種類。

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森吉山から拾った種でそだてたブナの苗をひとつ植樹しました。
ちゃんと根付いて育ってくれると良いなあ。

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こちらは前回の活動時に植えたブナです。ちゃんと育ってる。

さて、キノコ鍋まであと少し。
道につもっている落ち葉を熊手ではき集め、ブナの苗の畑に運びます。必要な落ち葉は軽トラ2台分!苗の畑にはこび、苗がそだつように腐葉土を作るのです。作業に夢中で写真が残っていませんが、冷え込むなか、みんな頑張りました!

センターに戻ると、村田さんが前の日から仕込みを始めてくれていたキノコ鍋の良いにおいでいっぱいになっていました。
さっき取ったヒラタケと、なめこ、そしてさもだしも入ってとろっとおいしいキノコ鍋!
山の恵みをみんなでわいわいいただきました。

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湯気に包まれた室内。キノコの出汁がよくでた美味しいお鍋でした〜〜。


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ごちそうさま!

森吉山での活動は、冬の間はちょっとおやすみ。また春になったら、活動再開だそうです。

冬の森吉といえば、ロープウェーを使って樹氷を見に行くこともできます。
冬の森吉山にも行ってみたいな。

いつもいる鷹巣を考える時には、その先につながっている森吉の山のことも知るともっといろんなことが分かりそうだ、と思った一日でした。





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