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ゼロダテでは美術展やアートプログラム実施の際に、毎年多くのアーティストが滞在していますが、2012年より数ヶ月〜1年単位でアーティスト・イン・レジデンス(AIR)を実施し、現代美術だけでなく様々なクリエイターが参加してきました。

この度、11月2日より15日の期間で、アレクス(Alex Desebrock)さんとテルマ(Thelma Vilas Boas)さんが大館に滞在しています。2人はアーティストのための旅サイト「MOVE ARTS JAPAN」を運営するコマンドNが日本に招聘し、大館の滞在後はアーツ千代田3331のレジデンスプログラムに参加し、滞在中の活動成果を発表することになっています。

MOVE ARTS JAPAN チラシPDF
MOVE ARTS JAPAN ウェブサイト


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写真左 テルマさん、右 アレクスさん(ゼロダテアートセンター)


ここでは、アレクスさんとテルマさんのこれまでの活動内容を知らせします。
11月13日にはワークショップやブラジリアンパーティーも開催しますので、ぜひ足をお運びください。詳細はこちらから


●Alex Desebrock / アレクス・デゼブロック
オーストラリア、パースに拠点を置くインディペンデント・アーティスト。作品はインタラクティブシアター、ライブアート、インスタレーション、オンラインおよびパブリック・インターベンションなどに及ぶ。仕事の中核には、「大きなアイデア」や「接続」がテーマとしてある。作品の多くは、「この世界が聞きたいものは何?」という問いからはじまり、シンプルなプロジェクトに見えながらも社会の複雑さを捉えて発展していく。

大館でのワークショップでは、作家と共に「What does the world? / 世界の人々が聞くべきことは何ですか?」という質問に対する回答を参加者が考え、言葉や絵にしてもらいます。30〜40分の参加を通し、大きく考え、クリエティビティー(想像力)を使い、(勇気があれば)メガホンを使って大声で言いたいことをシェアすることができます。


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アレクスさんが持参した、地球の風船と黄色いメガホン

IMG_2440.JPG街をリサーチして見つけた紅葉したイチョウの葉がメガホンに

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オーストラリアで実施したワークショップ「「What does the world? 」で制作した子どもの「声」

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ワークショップで使用する小道具?

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黒板を制作中のアレクスさん。ゼロダテアートセンターでは、いつでもアレクスさんのワークショップに参加いただけますので、お気軽にお越しください。

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滞在中は児童館や施設でもワークショップを実施します。
11月13日には、ゼロダテアートセンターで実施します。


●Thelma Vilas Boas / テルマ ヴィラス ボアス

リオ・デ・ジャネイロを活動拠点とするブラジル人アーティスト。ドローイング、インスタレーション、映画、写真、電子機器、パフォーマンス、そしてパブリック・インターベンションなどの表現を扱う。きっかけを与えれば、人間の知覚は儚いものを探索し、別の習慣を見出す。残された資源をいかに管理するか、革新的で倫理的なアプローチを考えるために、既存のシステムの中で、人間と自然の相互依存性を議論する社会生態学を探求している。
今回の滞在のためにブラジル原産のクリスタル(水晶)を持参し、大館で出会った人にクリスタルをプレゼントし、それを媒介にコミュニケーションしています。それがリサーチとなり、様々な観点から新たな接点やつながりを見つけ提示するための活動につながります。

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ギャラリースペースでオープンスタジオのように使用しながら、アイデアを膨らまします。コンセプトは「INVISIBLE PATH FOR VISIBLE NEEDS」

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テルマさんがブラジルから持参したクリスタル(水晶)

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亀がクリスタルを引っ張っているのを発見しました!

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茶道を体験している様子。この後、持参したクリスタルを先生にプレゼント。

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大館の居酒屋「からすの森」にて。どこに行っても記録してリサーチしています

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地域の人たちにクリスタルを手渡し、どこへ行くのかを追っていきます。


2人は大館の街に滞在しながら、それぞれの活動テーマで街をリサーチしたり、地域の人たちと交流しながら活動しております。11月13日(日)には、ワークショップやパーティーを実施しますので、ぜひお越し頂けますと幸いです。

詳細はこちらから


最後に下記は、レジデンスでゼロダテのスタッフやサポーターと一緒に日本酒で乾杯した様子です。地域のお酒や食べ物も、もちろんリサーチ対象です!!!

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ゼロダテのAIR詳細はこちら→ http://air.zero-date.org/

5月18日と19日の2日間、北陽中学校からしおちゃんとみうちゃんが遊びにじゃなくて、
職場体験しにきてくれましたのん!
2人は犬を飼っているみたいのんで、動物やゼロダテの活動に興味があるみたいですのん!


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ブラッシングをしてもらったのん。気持ちよくて、ねむくなってきたのん。


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寝てしまったのん...。


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おばあちゃんにおやつをもらって、一休みするのん。


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草原に散歩にきましたのん。


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しおちゃんやみうちゃんの飼っている犬より、ののはおとなしくて、ゆったりしてるみたいだのん。

職場体験が終わって、2人は「大館をよいところにしようという想いが伝わってきて、すごく勉強になった」と言っていたのん。

あと、ののがかわいかったと言ってもらいましたのん。
2人には犬にやさしい大館を考えてほしいですのん!

また遊びにきてくださいのん!

テキスト&写真 のの、しお、みう

春の雑歌

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大館市釈迦内にある大館郷土博物館へ。
建物は旧県立大館東高等学校の校舎を譲り受けたもので、元の体育館を使った展示室には自然・産業・歴史・民俗など各分野の優品が集められており、その様子は「壮観」の一言に尽きます。
先日訪れた時、その2階にある先人顕彰コーナーで紹介されていた、一人の文学者に惹かれ、一冊の古書を買いました。

『譯萬葉』

秋田県鹿角郡七滝村大地(現鹿角市小坂町)に生まれた、歌人で国文学研究家の村木清一郎(1887〜1966)の代表作の一つです。
この名前はどこかで聞いたことがあるな、と思い、博物館の説明パネルを見て合点が行きました。村木は大館市内の小中学校の校歌の詞をいくつか手がけていました。今年度の「芸術家の派遣事業」で訪れた 有浦小学校と大館第一中学校の詞も彼の手によるものです。

さて、『譯萬葉』に話を戻すと...村木による現代語訳と原文を比べ読みすることで、原文の韻律を訳に活かしていることが伺えます。『譯萬葉』の序文で村木は韻律を「詩歌の生命」と称していますが、一首一首にその執心が表れているように思います。
同時に、現代語訳されたものを読むことで、村木の言葉の選び方などに表れる言語感覚を楽しむことが出来ます。実際に歌を詠んだのは万葉人なのですが、村木の想像力は歌を二次的に創作し、受け手である私たちに歌の世界観に触れる「きっかけ」を作っているように感じてやまないのです。

心を惹かれた歌は多数あるのですが、今回は2首のみを紹介します。
藤原広嗣が娘子(をとめ)に桜の枝と一緒に贈った歌だそうです。娘子が誰なのかは不詳です。

此花乃 一与能内尓 百種乃 言曽隠有 於保呂可尓為莫
このひとひらに
かずかずの
ことばがこもる
おろそかにするな

この歌にはこの娘子からの返歌があります。

此花乃 一与能裏波 百種乃 言持不勝而 所折家良受也
この花の
このひとひらは
かずかずの
ことばが持てず
おられたでせう

返歌の意味の解釈には諸説あるそうです。特に下の句に関しては、「かずかずのことばを持たないために折られたのでしょう」、という説と「かずかずのことばの重さに耐えかねて折られたのでしょう」という説があるそうです。
学術的なことは分かりませんが、あくまで個人的な感想としては、後者の解釈の方がしっくり来ます。広嗣が娘子を想って歌を送ったとするならば...後者を採用した私の想像では、重さに耐えかねたひとひらの花に求愛に対する断りを込めたのか...?歌人の真意はさておき、想像は膨らんで様々なストーリーを考えさせてくれます。
後者の解釈が私が気に入っているのは、アイロニカルな返しをしている点にもあります。どうもこの返歌には、広嗣のみならず現世に対する皮肉や諦観、ささやかな抵抗感を感じずにはいられないのです。

先に「村木の言葉の選び方などに表れる言語感覚」と書きましたが、彼の生涯唯一の歌集『朝月夜』は現在流通していないため、彼の手による詩歌を目にする機会は殆どありません。しかし、大館市民にはなじみのある場所、桂城公園には村木自身が詠んだ歌を刻んだ碑があります。

わがまへに おほきみづうみ よこたはり 戸来の山の雲はうごかず

これはおそらく青森県にある戸来の地にて書かれたものと思われます。湖とは十和田湖のことでは?碑は大館市街を南から臨むことの出来る場所に建てられています。ここは戸来ではなく大館であって、無論湖は見えませんが、空の青や時に銀色がかった灰色が街に沿うように横たわっています。そして、遠景には街を囲むような山の連なり。31文字の端的なことばは私の想像力を掻き立てるものであり、大館という街の風景を新鮮に見せてくれるように感じています。

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text & Photo :清水彩

2016年1月10日。
ゼロダテアートセンターにて「明るい絶望」中村政人個展/ゼロダテが始まりました。

初日におこなわれたオープニングレセプションと、あいにいける秋田犬のののの2歳を祝う誕生会には、大勢の方がいらっしゃいました。この日の主役、ののは大人気!写真に写る人たちはもちろん、カメラを手にする人にも笑顔が溢れていました。沢山のお客様に会えたののも、いつも以上にご機嫌でした。

餅つき大会は粉雪がちらつく中での開催でしたが、お餅と参加者の皆さんの熱気はすごいです!1人10回ずつぺったんぺったんと餅つきをしました。先陣を切ったのはこの日のもう1人の主役である中村さんです。なんとも力強い...!
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ののも餅つきを見守ります。
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ん〜。美味しいお餅が完成することを念じているようなお顔です...。

皆さんの頑張りの甲斐あって、出来上がったお餅はもちもち。きなこをからめていただきました。
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当日の動画もご覧頂けます。

ののは二歳になったのん!みんなで餅つきしたのん!

Posted by あいにいける秋田犬のの on 2016年1月12日


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15:00からはレセプションがおこなわれ、福原淳嗣大館市長はじめ商店街振興組合の方々もお見えになりました。福原市長の挨拶では「『ものづくりの力』『ものがたりを作る力』をアートは内包している」とのお言葉がありました。これまで大館が育んできた地域の芸術文化を想起させると共に、大館のこれからの可能性を感じさせるような一言だったと思っています。ゼロダテスタッフに対しても1つの指針を示していただいたように感じられました。


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レセプションとアーティストトークでは、このブログでは紹介しきれないほど中村さんから多くのお話を伺うことが出来ました。今回は出展作品とその制作経緯にフォーカスを当て、トークの一部をご紹介したいと思います。
まず、写真作品について。中村さんは作品に30歳前後の趣向と視覚が息づいていると言います。東京藝術大学修了後、韓国に留学した中村さん。そこで対峙したのは同国の反日感情と、それに対する日本の歴史と「日本人としての中村政人」であったと話します。一つの「絶望」に「全部見てやろう」、敏感に自分を成長させていこうという気持ちが芽生えたそうです。お話を聞いていると、今回の展覧会タイトル「明るい絶望」の意味が浮き彫りになってきた気がします。

留学中に感じた絶望--その中で中村さんが取った行動は「他者を受け止める/所作を受け止める」ことでした。受け入れて、見て、感じて、行動する。それは表現行為へとつながっていきます。その媒体となったのが写真でした。中村さんは「見る訓練」としてカメラを持つ、と話しました。カメラで写真を撮影し、ベタを焼き、コンタクトシートを作りプリントする過程によって、「身体に入れて咀嚼」したと言います。今回の個展で出展された作品は全て自分でフィルムを現像し、専門家のレタッチを経てプリントされたものです。3331での展示作品は撮影された4万枚から700枚を厳選しました。作品をプリントすることを「物質化」する、すなわち「ものにして見せる」との表現が印象的でした。
次にインスタレーション作品について。3331、ゼロダテアートセンターと巡回した作品群はいずれも新作です。しかし構想は90年代にプランニングされたそうです。今回の個展の第一期で展示される民芸品(人形)は人間の多様性を表していると中村さんは話します。第二期で展示予定の自動車ペインティングインスタレーションは、自動車の車体を製造する技術を用いたものです。この技術について中村さんは「手業のなせるわざ」と話しました。こちらの作品は2月17日から展示予定です。

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作家と来場者の皆さんがあたたかな火を灯すストーブを囲み、作品やそのコンセプトについて言葉を交わし合う空間には、ゆるやかな時間が流れているように感じました。作家と鑑賞者、双方の想像力が交錯し合う空間−−スタッフとして、一人の鑑賞者として、その場に居合わせられたことを嬉しく思います。


text : 清水彩
photos : 石山拓真、柳原まどか、清水彩

「明るい絶望」中村政人個展/ゼロダテ

大館の大の字

はじめまして。9月からゼロダテのスタッフになった清水彩です。岩手県から来ました。
ゼロダテで働きたいと考えるきっかけになったのは、2年前に買った書籍『コミュニティ・アートプロジェクト』でした。その本の中で最も印象に残ったのが、「地域因子」という言葉でした。


「そもそも『地域因子』という言葉は、『地域資源』を構成する根源的な要素となるものを示す。...『地域因子』は、近い将来、変化してその地域の活動源となり、地域のアイデンティティを形成する動機になる。明快に資源とは言いにくいが、心が動き忘れられなくなるような存在。これからの可能性に満ちているという点から『近未来因子』とも言える。」
(p.33「Part2 想像力が地域を変える 〜ゼロダテの地域因子」『コミュニティ・アートプロジェクト』中村政人、アートNPOゼロダテ、2013年)


地域資源の根源に潜在するもの、そしてひとの心を動かす源となるもの...「地域因子」という言葉に凝縮された可能性に、当時の私は心をつかまれたような感覚になりました。大館で暮らし始めてからもその感覚を忘れられず、ここでの生活を通じ、「地域因子」を探しそれを体感していきたいと思いました。

まずは自分の足でまちなかを歩き、気になるもの、こと、を見つけるところから始めました。大館市内を歩きながらぐるりと周りを見回したとき、目に入ったのは「大」の字。大館のシンボルとも言われる鳳凰山。元々山歩きが好きなこともあって、遠くから眺めているだけでは次第に物足りなさを感じるようになりました。
そして、天気の良いある日の朝、思い立ったが吉日!と鳳凰山へと向かいました。この日設定したのは、長根山〜秋葉山〜鳳凰山の縦走コース。

参考図書はこれ。
『大館トレイルガイド』
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こちらは市の産業部観光課から発行されているもので、大館駅などで販売されています。コンパクトながらルート紹介や参考コースタイムなどが掲載されており、充実した内容になっています。

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9:15 長根山運動公園駐車場から出発。飛び出す熊にちょっと怯む。
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9:21 あっという間に長根山山頂到着。まだまちは霧に包まれています。
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9:46 秋葉山、鳳凰山登山口。
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だんだんと霧が晴れてきました。少し湿った空気が火照った頬に心地よいです。
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文字が消えかけた看板。さる...?
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10:23 秋葉山山頂到着。緑の向こうに広がる大館のまち。
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通称「リスさんの橋」発見。
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10:56 沼の窪到着。なんとも見事な水鏡が見られました。
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祠には馬の彫像が祀られています。
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12:10 鳳凰山山頂到着。もれなく記念撮影(山頂で知り合った方が撮ってくださいました)。
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いざ、大文字駒形へ。
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急斜面。足下には大文字祭りの名残が。
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どの部分か分かりますか?ここは「大」の中心部。通称「ヒゲ」まで来ました。
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帰り道はのんびりと。苔の丸椅子。
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湧き水発見!
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14:15 無事下山し、岩神貯水池を周回。春には桜の名所になるそう。
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あらためて「地域因子」という言葉について考えてみました。地域の風土や気候、文化に育まれ、人びとの生活に根ざすもの。それは特別な場所にある遠い存在ではなく、自分が毎日目にする風景の中に在るのではないかと思いました。「外」から来た自分が、大館という「内」に入り込んで、地域因子の種をさがすこと、それを繰り返し積み重ねることが地域因子の芽生えにつながるのかもしれない−−そんなことを考えながら、大館の生活を楽しんでいます。

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text and photos : 清水彩

皆様 新年あけましておめでとうございます。

昨年開催されました、大館・北秋田芸術祭2014「里に犬、山に熊。」も無事に終了することができました。会場に足を運んで下さったみなさま、ボランティアでご協力頂いたみなさま、その他様々な手助けをいただき本当に感謝しています。
芸術祭中はこちらのブログでは活動をご報告できずじまいで申し訳ありませんでした。
期間中はFacebookの芸術祭ページで随時情報を流していました。
facebook芸術祭ページはこちら

さて、新年も無事明けまして今年もいろいろと頑張っていきたいと思います。

まずはこちらのスタッフブログでも芸術祭の総集編としてご報告していきたいと思います。
2014年、ゼロダテとしては8年目の活動となる年、国民文化祭に合わせ大規模な芸術祭として開催しました。大館市、北秋田市は桂瀬、阿仁合、根子地域と広範囲での開催となり今までにない展開ができたとおもいます。

全てをご紹介するのは長くなってしまうのでまずは大館での展示、イベントを中心に。(大館だけでも長くなりますが、、)
全体の概要は芸術祭特設サイトをご覧下さい。
今回のサイトやポスターチラシ等、デザインをシンプル組合さんにお願いし制作しました。ドイツと日本を拠点に活躍するユニットです。

さて、それでは大館市の大町商店街の展示から覗いていきましょう。

【高橋よしひろ】 会場:旧JTB店舗
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原画展の様子


「銀牙-流れ星 銀-」や続編の銀牙伝説シリーズなどで、世界的にも人気の漫画家、高橋よしひろさんが今回はじめて大館で原画展をしてくださいました。

芸術祭のポスターや、なんとこの芸術祭のために書き下ろしの作品までご提供頂きスタッフ一同大感動したのを覚えています。
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                描き下ろし作品


高橋さんが描く熊では過去一番優しげな熊になったのでは。「里に犬、山に熊。」というテーマを素晴らしい作品で表現して頂きました.

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高橋よしひろ先生と大型作品。


さらに、今回話題となったのは、大型のバナー作品。高橋さん本人も大館に来た際に実物を目にし、この作品、実は一番気に入っている絵だとおっしゃっていました。

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芸術祭ポスター(左が高橋さん作品「銀河伝説WEED」より)


【増田拓史】 会場:旧佐藤食堂
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展示会場

かつて食堂として使われていた店舗で展示していただいたのは増田拓史さん。
「大館食堂プロジェクト」と題して、会期前より大館入りし地元のお母さんたちが作る家庭料理をリサーチ。郷土料理というよりもその家庭に代々受け継がれてきた味や物語を探求。その取材の模様が映像として楽しめる展示となりました。

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事前リサーチの様子(根下戸にて)


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大館での数々のリサーチの模様は「ODATE SHOKUDO PROJECT〜大館の食と街の記憶〜」として1冊の本にまとめられ、それぞれの料理のレシピを制作し、お母さんたちへのインタビューも収録された読み応えある作品となりました。現在もゼロダテアートセンターにて販売中です(1冊/500円)


【アプリュス】  会場:旧ボンジュール1階
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展示会場

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地元の端材を活用し、工房として体験型の展示、ワークショップを展開したアプリュス。アーティストのWQさんが滞在制作を行いながら日々、違った表情を見せる作品の変化に来場者はたびたび会場を訪れたりとその様子を楽しんでいるようでした。肌触りの心地よい木材を使って、その場で作品づくりに参加できるプログラムは子供たちや、近所の老人ホーム、デイケアサービスのお年寄りも立ち寄る交流の場となりました。
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10/25.26に行われたランプシェードづくりワークショップの様子


【岩井成昭】  会場:旧ボンジュール2階
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展示会場

赤い布の壁と大鏡の間に立つとその鏡には岩井さんが秋田での暮らしで感じた出来事が赤い鏡文字で綴られていました。鑑賞者は、自らその赤い文字のある鏡に写りこみ、手鏡でその文字を写して読んでいきます。小さく、角度によっては見にくいその文字は、鏡の前の、今の状況のように秋田で暮らしている秋田人には見えにくい事実かもしれません。それでも、ハッとする内容に次はと苦心しながら、その文字を読み進んでしまう作品でした。

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鑑賞者は手鏡を使って作品に書かれたメッセージを読むことができる


10/26に開催されたトークイベントにはたくさんの来場者があり、秋田について作品について、そのほか様々な話を、芸大同期でもあるゼロダテの代表中村と語りあいました。
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会場の様子


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トークの様子(右が岩井さん)


【納谷学+納谷新】 会場:又久書店
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展示の顔ハメで楽しんでいる様子


店舗シャッター前に架空の本棚がプリントされた写真作品が展示されました。そこに収められている本の表紙や背表紙には、ご当地看板のように顔を入れる穴が開けられていて、来場者はその写真作品の後ろに入り込んで記念撮影をすることができます。一枚の写真に芸術祭来場の記念が収められるとともに、その人自身が作品を担う一部として、道行く人に鑑賞される。来場者同士のにこやかなコミュニケーションを生む作品となりました。

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ののも顔ハメに挑戦


【Lani(Xchange)】  会場:旧えちよね呉服店
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Xchangeにより交換された商品が並ぶ


「お金をかけない、循環型経済でファッションを楽しむ」をテーマに、洋服、雑貨、おもちゃや絵本など、持ち主の想いの詰まったアイテムを交換という手段で流通させるのが「xChange(エクスチェンジ)」。モノの価値だけじゃない、モノのもつ思い出や由来とともに、服や絵本は次の持ち主へと譲られていきます。全国各地で開催され、新しいモノの循環システムとして注目されている「xChange」が芸術祭展示に登場しました。
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会場の様子


主催グループLaniは、大館で「xChange」を行なっている市民グループ。彼女たちと展覧会運営スタッフにより、会期中毎日行われ、フリーマーケットとは違う「交換」というシステムに、多くの市民が会場を訪れて楽しんでいました。交換時に持ち込んだアイテムにまつわるエピソードで交流が生まれ、リピーターも多く来場した会場となりました。

また会場入口ドアには10月4日に行われたファッションイベント「大町おしゃれスナップ撮影会 meets OZマガジン」で撮影された市民の写真も展示されました。

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スナップ写真の展示


【アトリエオモヤ】  会場:イトウビルド管理店舗
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天井から吊るされた大きな白い筒の下に入り込んで上を見上げると、筒の底に張られた布越しに色とりどりの小さな光の粒が見えます。それは光を透かしたビー玉で、触れた点からスルスルと逃げます。筒の中に入れられたビー玉に上からライトを当てて、レンズのように光を集めたビー玉を布越し鑑賞し、触れて遊ぶ簡単な構造。けれども、光の粒を追いかけるインタラクティブなこの作品は、ただ単純に面白く、美しい。幼稚園児の遠足でも人気の作品でした。

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作品に触りながらはしゃぐ子供たち


【木村剛士+二宮 諒+慶野結香】 会場:イトウビルド管理店舗
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暗闇に浮かぶ作品

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大館市の地形を模した造形には、無数の光ファイバーが埋め込まれ、暗闇に光の点が瞬いています。その造形物:盆地の周りで音を出したり、腰掛けたりすると、光の点に波紋が生まれます。インタラクティブなその作品は、屋外の日の明るさによって然りの強さを変え、まさに今、その時の大館の天候を反映させているようでした。不思議な光の波紋に大人からこどもまで楽しんでいた作品でした。


【折元立身】 会場:モード・サイサク駐車場2階
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展示の様子


「500 GRANDMOTHERS-LUNCH」は、約20年にわたる在宅介護生活の中で実母をモデルに写真や映像を撮り続ける制作を続ける折元が、ポルトガルの古都エボラで開かれた美術展「アレンテージョ・トリエンナーレ」で行った大規模なパフォーマンス作品です。本芸術祭では、元修道院を会場に500人もの地元のおばあさんを集めて昼食会を開いた様子の記録映像を展示しました。
「私はおばあちゃんの存在にこそアートを感じる」と話す折元さん。95歳の母親との20年におよぶ介護と向き合い、つらい介護の現実を楽しい作品として明るく提示してきました。「500人のおばあさんの昼食」というパフォーマンスは、楽しく華やかな老女たちの姿は、年老いてもなお生き生きと、高齢化社会にわと割りつく不安な現実を吹き飛ばしてしまう軽やかさに満ちていました。


【田中良佑】 会場:モード・サイサク駐車場2階
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作品名「Center of my Heart」「若者のすべて」


忠犬ハチ公は犬都・大館のシンボルであり、喫茶「未完成」は半世紀前から街の若者を見つめ続けてきました。どちらも大館市民にとって故郷を形作る重要な要素。二つのドキュメンタリー映像、「Center of my Heart」では、犬になりきった人間が「忠」という意味について延々と語っていて、あたかも犬の言葉を代弁するようなおかしさがありました。「若者のすべて」では、喫茶「未完成」で行われるイベントや、歌に熱い思いを賭ける老夫人の姿が、今も変わらず「若者」であり続ける高齢者の前向きな生き方を伝えていました。

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【藤原佳恵】 会場:モード・サイサク駐車場2階
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会場の様子


昨年に引き続き同会場で制作された地元若手アーティストの藤原さん。水に関する作品を今年も制作しました。
絵の具の希釈液として使われている「水」は、そのどれもが湧水、温泉であり、その土地特有の成分を含んでいます。絵の具と混ぜられたとき、その「水」に含まれる化学物質は、それぞれに違った作用をキャンバスの上で引き起し、時には絵の具の発色をより美しく、または想像を超えて濁った色に。その反応が、この地大館で描いたことの確かな痕跡です。無機質なコンクリートの部屋で、湧水で描かれた絵画はどこまでも有機的な変化を続けていました。

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採取してきた水と作品


【栗原良彰】 会場:旧本多食堂跡地
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公開制作の様子


「里に犬、山に熊。」というメッセージから大館の街に秋田犬のシンボル的大型作品を設置したいという企画のもと、毎年参加頂いている栗原さんが制作しました。
秋田犬「のの」をモチーフに、「デッカい秋田犬」の像を制作。素材には地元企業である北秋容器のスーパーソルを使用しました。会期中も公開制作を行っていましたが、天候等の事情により完成は会期終了後の11月22日となった。作品のお披露目会「のの祭り」には、制作期間中見守り続けた多くの市民が集まり、盛大な会となり、市民に見守られながら完成した作品は、会期終了後も商店街のランドマークとして展示されています。

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完成した「デッカい秋田犬」

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デッカい秋田犬完成お披露目会「のの祭り」にて栗原さんのスピーチ

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栗原さん自ら作ったきりたんぽの振る舞いや餅まきも行われた

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来場者のみなさんと記念撮影 当日は100名以上の人で賑わった


【山﨑千尋】 会場:おもちゃのマルイ旧店舗
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展示作品


会場中央に据えられた大きなガラスの画面に、朧げなかたちが描かれ、ガラスのフレームの左右の壁には蛍光管が立てかけられています。「絵画の即時的で複合的な表現力に大いなる期待を抱き、展示空間から建物へ、建物から街へ、街から空へと作品を展開する。」と、山﨑さんが語るように、危うげな絵の具の形態はガラスのキャンバスを抜け出して、背景となっている壁へと透過し、外へ外へを繋がろうとしているように見えるそんな作品でした。

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【ユゥキユキ】 会場:おもちゃのマルイ旧店舗2階
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展示の様子


ユゥキユキさんは、東北・雪国の妖怪の姿に自ら扮して撮影した写真に、筆による描写を加えた絵画作品を発表しました。かつてたくさんのおもちゃが並び、こどもの夢の国だった会場は、陳列棚もなく、ひっそりとした空間になっている。2階に続く階段を上った踊り場にアンティークな家具や造花に紛れ、作品があります。絵画に添えられた、その妖怪にまつわる物語、迷信・伝承を、おとぎ話のように元おもちゃ屋の隅で誰かが語りかけてくる。そんな不思議な一角を作り出していました。


【佐々木耕成】 会場:大館食品2階
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展示会場

80歳を過ぎ、2010年に巨大な抽象絵画の発表で再デビューを果たした前衛芸術家・佐々木耕成さん。彼は今なお群馬県赤城山麓のアトリエいます。60〜70年代に前衛芸術家として活躍した時代から時を経て、いま再び熱く燃え上がる制作へのエネルギーと思想を、高齢化率トップの秋田において展開してくれました。

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作品を見にきた地元高校生たち


躍動感あふれる線と、落ち着いた、しかし軽やかな色彩で満ちた大画面作品が会場壁面を狭しと埋められました。作品に対峙した時に包まれるような印象を受ける色面の迫力、線のリズム感が、佐々木さんの込めた生命力、躍動感というテーマを余すところなく鑑賞者に伝えていました。86歳、前衛芸術家のエネルギーに圧倒された来場者からは、「簡単な言葉だけど、とにかく元気になれる、そんな作品」と称されていました。


【戸嶋靖昌】 会場:大館食品2階
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展示の様子


かつて北秋田市で育ち、大館にもゆかりのある戸嶋靖昌さん。力強くも緻密に絵の具を重ねた深い表現の人物画は、陰影のコントラストも相まって激しくも深遠な面持ちで見るものに迫ってきます。今回、大館郷土博物館所蔵の人物画6点を展示しました。その筆致の大胆さや、卓越した描画表現を間近に見て鑑賞者は感動していました。

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力強い作品の数々

【石川直樹】 会場:大館食品3階
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展示会場


大館市内でも名湯として知られる赤湯温泉。その赤湯への道程を青森十和田方面から追って、写真作品と石川さん自身の文章で紹介されています。大館市民にとっては見慣れた風景が並び、来場者は自らが見てきた記憶をたどるようにその作品を鑑賞していました。赤湯を懐かしむとともに、オーナーの体調不良による休業で薄れていく温泉郷を思うと、時間の経過を苦く思わずにはいられませんでした。そのほか、同じく大館市内の同祖神、北海道のアイヌの風習を収めた作品が並び、石川作品の根底に民俗学への深い興味が伺える作品が並んでいました。

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大型の展示作品

【中村政人】 会場:旧正札竹村1階ふれあい広場
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旧正札竹村の看板を用いた作品の横から通路への入口があった


大館市の新しい広場として構想された「正札竹村アートセンター計画」は、そのプランと共に、街の名士が語る大館の未来に関するインタビュー映像、アンケートを通して語られる来場者の想いも展示され、その場でその場所を考えるインスタレーションでもありました。展示壁の背後には、倒産から13年ぶりに通路として公開された正札竹村1階フロアがあり、多くの市民が懐かしさを語り合うと共に、今後のこの場所について考える空間となっていました。

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展示会場 通路を通るひとたちの想いが綴られたアンケート用紙が日々壁に貼られたいった


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掃除ワークショップによって通路として一般公開された正札竹村内


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通路を抜けた所にあるハチ公小径ではオープニングパーティーも開催された

【遠藤一郎】 会場:旧まるや/ゼロダテアートセンター
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展示の様子


アーティストと高校生との遭遇から生まれた「言葉」を、人文字という定番の大スケールで表現する『人文字プロジェクト』。
遠藤一郎さんの指揮する人文字は、「そこはウ冠。そこからそこまでは8画目の『はらい』」といったように、その場で文字をイメージしながら仲間と動いて文字を作る。全員の想像力が作る人文字だ。大館は、2016年に統合する3高校合同、900名もの生徒たちで「大・家・族」の人文字を作った。仲間との共同作業はよい思い出になったようで、作品展示会場には高校生が多数来場していた。
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学校グラウンドで指揮をとる遠藤さん

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夏に行われた大館高校でのワークショップの様子

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大館工業高校での様子

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大館桂高校での人文字「家」

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展示作品の前で参加した高校生たちの記念撮影


【日比野克彦】 会場:旧正札竹村屋上
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屋上看板作品「よみかえる時計」


2012年に日比野さんが旧正札竹村屋上でライブペインティングした看板作品「よみかえる時計」。
期間中もこの作品を商店街から見上げる人がたくさんいました。様々な大館の未来への時間を日々刻み続けているのかもしれません。


【藤 浩志】 会場:山国ビル1階
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入口でおもちゃで作られた秋田犬がお出迎え

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「かえっこや」により全国から集められたカラフルなおもちゃが並ぶ

見渡す限りカラフルなおもちゃで埋め尽くされている会場の入り口には、手招きなのか「お手」なのか、前足を差し出す「秋田犬」の彫刻が座っています。まさに「おもちゃの国」に足を踏み入れると、アーティスト・西川祥子さんが常にものづくりに励んでいます。会場のおもちゃを使って、来場者が思い思いの想像力で遊ぶ藤浩志の「おもちゃシアター」は、アシスタントアーティスト西川さんとの交流も含め、市内園児の遠足でも大人気の会場となりました。


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子供に大人気の「おもちゃシアター」(写真左 アシスタントアーティスト西川さん)


【栗 真由美】 会場:田長肥料店管理店舗
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夜の展示会場 作品が街に光を灯した


大町商店街や、大館市内の印象的な建物に街の記憶の断片を見つけ、採取した建物ひとつひとつに明かりが宿り、シャンデリアのように暗室に浮かび上がる「builds crowed」。商店街を歩けば、作品となった建物に出会うことができるため、鑑賞者は建物の明かりをじっくり鑑賞し、見慣れた街の記憶を辿っていました。閉場後の夜間には日中閉じているカーテンが開かれ、ショーウィンドー越し灯る「builds crowed」は、道ゆく人々を楽しませていました。

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作品に見入る子供たち

【普津澤画乃新】 会場:武内金物店管理店舗
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たくさんの大館の人が描かれた作品


ゼロダテ理事長の中村政人、プロジェクトリーダーの石山拓真とともに、2007年、当時20歳の頃に、ゼロダテを立ち上げたメンバーでもあった普津澤画乃新さんが、ゼロダテの人々、大館の人々を描いた作品を展示しました。
モノクロで描かれた「ゼロダテの人々」。2007年、初めて大館大町商店街を舞台に「ゼロダテ」が始まりました。新しい志に集まった仲間たちは、普津澤さんという漫画家のユニークな視点で特徴が捉えられ、独特のデフォルメが描かれた人物の個性を際立たせていて印象的な作品でした。


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〈その他行われたイベント〉

【パトリシア・ピッチニーニ】 会場:大館市立桂城小学校グラウンド
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空に浮かんだ気球作品「sky whale」

今回の芸術祭の目玉のひとつでもあった「Skywhale(空飛ぶクジラ)」は、2013年にオーストラリアの首都キャンベラ設立100周年を記念して作られた、高さ24、長さ36メートルのバルーンアート作品です。ピッッチニーにさんがこれまで生み出した彫刻作品の中でもとびぬけて大きなもので、彼女は「Skywhale」を驚きを生み出す装置、また議論の生成者として捉えています。10月11日には、11:00から気球の係留飛行の準備をしましたが、風の影響でしばらく待機が続きました。風が落ち着き、16:30〜18:30頃まで係留飛行を成功させました。遠方からの鑑賞者や地域住民、小学校の子どもたちが鑑賞し、記念写真を撮るなど驚きと楽しみが溢れるイベントでした。10/11〜13までの3日間開催。

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夜には別の表情を見ることができた

【おかんの祭典】 会場:大町ハチ公小径
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イベント会場


歌や踊り、手芸教室など地元で活動している様々な団体同士が参加することによりお互いの活動を共有し、楽しんで交流できるイベントを目的に開催した「おかんの祭典」。ゲストには今回の芸術祭で「おかんアート」を展開した都築響一さんを迎えて、トークも実施しました。実際に取材したおかんをまじえてのトークは会場を沸かせました。参加者からはぜひともまた開催してほしいとの声もありました。

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トークを行う都築さん

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地元おかんとのトークも盛り上がった


【大館・北秋田芸術祭 全国公募展】会場:大館市樹海体育館
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全国公募展会場

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「全国ポコラート宣言」展示会場

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巨大な作品が並ぶ


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「生(き)の芸術展」の様子

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市民作家展の様子


年前から樹海ドームで実施され10万人の動員のあるきりたんぽ祭りとの同時開催により、展示会場にも約3千人の来場者があったが今年は樹海体育館でのイベントが当公募展のみとなったことにより来場者は少なかったですが、ポコーラート宣言2014、生の芸術・展、地元作家の展示が同会場で行われ、アートに関心を持った来場者の好評を得ました。公開講評会では多数の参加者の方と講師が楽しく交流しながら作品について語り合う場となりました。今回は今までの「ゼロ展」という公募名から名前も変え、様々なジャンルで4部門の公募を行ったことによって多彩な作品が集まりました。


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地元高校生に向けてアドバイスする中村さん

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講師に藤さん、中村さんを迎えた公開講評会は盛況となった

【秋田ゆかりの映画祭】 会場:御成座
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熱意ある民間のかたの力により復活した映画館、御成座。その会場で大館ならではの上映会を行った。
大林宣彦監督のシネマトークは大館にゆかりのあるプロデューサーであり奥様の恭子さんのお話しや、映画と映画館の魅力について制作秘話を交えてお話しいただきました。正札竹村や御成座のような街の文化的象徴をどのように活用していくか、いつかはこの大館で映画を撮影したいと語っていました。
脚本家の加藤正人さんのシネマトークでは脚本家の仕事と吉永小百合さんとのエピソードをお話しいただき、ロケ地としての御成座の活用方法を提案いただきました。2013年にゼロダテのレジデンスアーティストで映画を滞在製作した波田野州平さんの「断層紀」も上映し、大館で撮影した映画を大館の映画館で上映しこの映画に協力頂いた地元の方々や監督本人も感動していました。

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大林監督(写真右)のトーク 大館の映画同好会「絵夢人倶楽部」の越前貞久さんが進行役を務めた


〈スケジュール〉
●10/11
「この空の花 ―長岡花火物語」 
シネマトーク:大林宣彦 監督
「断層紀」
シネマトーク:波田野州平 監督

●10/12
「天地明察」 
シネマトーク:脚本家 加藤正人氏

「季節風の彼方に」

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加藤さん(写真右)のトーク


【平田オリザ アンドロイド演劇】 会場:御成座
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演劇の様子(左がアンドロイド)

公開前から話題となっていた、平田オリザ氏のアンドロイド演劇「さようなら」は、30分の短編劇でありながら、脚本の素晴らしさが大きな感動を生みました。静かに進み見るものの心に深いテーマで訴えかけてくるストーリー、アンドロイドの驚くべき精巧さも見どころで、短い上演時間にもかかわらず、アンケートを見ても高い満足度がうかがえました。会場となった御成座は、市民にとっても思い出の深い場所であり、この会場で観劇できることに喜びの声も多数いただきました。(11/1,2 公演)
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平田さん(写真右)と中村さん(写真左)のトークの様子

【池宮中夫/KENTARO!! 路上パフォーマンス】 会場:大町商店街

昨年度の芸術祭では第一回目の根子フェスで素晴らしいパフォーマンスを見せて下さった両者が今度は大館でストリートパフォーマンスを実施しました。

曇天の芸術祭最終日。あいにくの天気にもかかわらず、池宮さんのパフォーマンススタート地点であるZACにはたくさんの人が集まりました。旧呉服店から登場した池宮さんは、頭からつま先まで段ボール素材のネット状緩衝材でできた衣装に覆われています。ノスタルジックな音楽に合わせて、商店街の中を歩き、踊り、祈りを捧げながら、鑑賞者を引き連れて歩きました。旧正札竹村の1F通路で、パフォーマンスはKENTARO!!さんに引き継がれます。卓越したテクニックで披露されるそのダンスは、旧正札竹村の朽ちた床、柱、残された廃棄物とも呼応しながら、独特の空間を作り上げました。

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池宮さんのパフォーマンス


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KENTARO!!さんのパフォーマンス


【正札コンサート】 会場:ハチ公小径特設ステージ

静まり返る正札竹村の通路を背景に、大館では初のライブという青谷明日香さんの温かい歌声とピアノが響き、コンサートは幕を開けました。
朝から悪天候での屋外開催で、寒い会場ではありましたが、続くサイトウタクヤさんの大館愛溢れるステージでは秋田犬ののも参加し「のののうた」を披露。ドラムの只熊良介さんのサポートと相まって熱い演奏となり会場も盛り上がりました。
コンサートのトリを飾る小沼ようすけさんの演奏は、ギター1本で表現するその圧倒的な空間にお客さんも一気に引き寄せられ、この日初披露という秋田杉で作られたギターでの演奏はさらに会場を盛り上げました。
お客さんは寒さも忘れ、各出演者にアンコールが起こり、最後まで楽しんでいました。

出演:青谷明日香、小沼ようすけ、サイトウタクヤ(with Drums 只熊良介)

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青谷明日香さん


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サイトウタクヤさん

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サポートの只熊良介さん

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スペシャルゲスト 秋田犬のの!


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小沼ようすけさん

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秋田杉のギター

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コンサートが無事おわり中村さんから締めの挨拶

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「ののや」にて打ち上げ みなさん長い期間本当におつかれさまでした

以上、大館の芸術祭のご報告でした。
続いては、北秋田市での様子をお伝えします。

こんにちは。ゼロダテスタッフの小枝です。


大館でバラまつりが大館市石田ローズガーデンにて開催されています。
6月14日、15日は特別イベントが行われます!
本日14日夜5時からは、ナイトガーデン。バラにちなんだオリジナルカクテル、ハーブティーなど、バラをテーマとしたメニューが販売されるそうです。
明日は10時から3時まできりたんぽの露店が出るなど、他イベントが盛り沢山です。

詳しくはこちら http://tanpofes.com/rosefes/
バラまつりは6月22日9:00〜17:00まで。

昨日私もカメラを持って行ってきました。
あいにく今日も雨模様ですが、バラのみずみずしさを撮影するには絶好かも。
沢山のバラの種類にも驚きます。花の色も様々。バラの名前も面白いですよ。


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昨日の1枚

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こちらは今年のバラまつりのポスターです。
デザインはゼロダテが担当して作成しています。


<テキスト&写真 小枝薫>

キタキタスタッフの安念です。
これまで犬派かネコ派かと聞かれたら、断然ネコ派だと言ってきたのですが、最近は断然のの派です。

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ののちゃんは、忠犬ハチ公の故郷・大館市の大町商店街にあるゼロダテアートセンターで飼われている生後4ヵ月の秋田犬です。
「のの」という名前は、県内外からの公募にて命名されました。

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2014年4月8日、ハチ公の日にゼロダテにやってきました。
とても可愛くて、スタッフもみんな普段見たことのない笑顔になります・・・(笑)
いまや、ゼロダテだけではなく、大町商店街のアイドルになっているののちゃん。

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テレビや新聞に大活躍です。
大館市内では、「もしかして、ののちゃんですか?」と声をかけられる程。
「会いにいける秋田犬」として、全国各地から秋田犬ファンを出迎え、商店街の活性化に貢献しているののちゃん。
ゼロダテアートセンターへののちゃんに会いに来る方も増えています!


その人気がかわれて、4月に入社したばかりなのに秋に開催される大館・北秋田芸術祭広報戦略室室長に昇格!

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お客様の対応の他にもお仕事されて大忙し。

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パソコン業務も。

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のの室長に会いに行くと、駆け寄ってきて手をペロペロなめて労ってくれます。そんな心優しいのの室長に、癒されっぱなしです。

のの室長。
ゆっくり休む時は休んでくださいね◎

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■ゼロダテになかなか行けない方の為に!
ののちゃんのライブ定点配信(USTREAM)
http://www.zero-date.org/akitainu-contact.html

■facebook
https://www.facebook.com/akitainuz?fref=ts

■twitter
https://twitter.com/akitainu_z


テキスト:キタキタセンター安念
写真:ゼロダテfacebook & twitter

美しく「あそぶ」「つくる」「わらう」を秋田で!


こんにちは、ゼロダテのサイトウタクヤです。


今日はゼロダテから、ここ秋田で、心の震えるような豊かで楽しい街を、一緒に作っていくプロジェクトスタッフ募集のお知らせです!
※滞在中はレジデンス住居(一軒家)に宿泊可能。


というわけで、改めて、ゼロダテの仕事、ここ大館市・北秋田市での暮らしを紹介します。


朝起きて温泉。働いた後も温泉。仲間とわいわい、おいしいごはんとお酒を楽しんで、ばたんと寝る。次の日も温泉。温泉、温泉!

うそのようでホントな秋田の暮らし。


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硫黄の香り漂う乳白色の秘湯、日景温泉。(現在休業中、今秋リニューアルオープン予定)


● 秋田県北部に位置する大館市、北秋田市の魅力とは?

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東北百名山に選ばれ、登山ファンも多い大館市の田代岳

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ゼロダテがオフィスを構え、拠点にしている大館市大町

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美しい日本の原風景が今も残り、マタギ発祥の地とも言われている北秋田市の根子集落


人口約7万8千人の大館市と、その隣りに位置する人口約3万5千人の北秋田市。夏はカラッと涼しく冬はドカッと豪雪。奥羽山脈、白神山地、雄大な山々にそびえる無数の秋田杉に囲まれ、水も豊かなこの地では、林業、農業、鉱山などが発展し、栄えてきました。それと同時に、古くからの伝統と文化が独自に生まれ、今でも人々の暮らしに根付いています。

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秋の田んぼの風物詩「ほにょ」(天日干し)

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名物「きりたんぽ鍋」は街の居酒屋などでも日常的に楽しめます

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北秋田市阿仁根子に伝わる「根子番楽」はアップテンポで繰り広げられる武士舞が見もの

大館市といえば「温泉」「きりたんぽ」「ハチ公のふるさと」「大館曲げわっぱ」。北秋田市といえば「マタギ」「綴子大太鼓」「根子番楽」「バター餅」などが知られています。

けれども秋田の魅力はなんといっても、地元で日々暮らす人たち。


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大館市では7や9の付く日、5の倍数の日など各地で開かれる朝市「市日」
即席コタツであたたまるおばあちゃんたち


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田んぼ作業の途中で休憩する人たちの姿も


気さくで陽気なおばあちゃん、一見気難し屋、話し出すとおしゃべりが止まらないおじいちゃん、訛って何を言ってるか分からないけど気持ちは伝わってくる!という秋田弁の強烈さと不思議な親近感、郊外の大型チェーン店にも負けずに商店街を守り続ける店主。居酒屋に行けば、きりたんぽの作り方でけんかして、日本酒飲んで仲直りする若者たち。

まさに地方に住む面白さは、そこに住む「人」との出会いです。

● ゼロダテとは?どんな人たちがやっているのか?


今から7年前、故郷への熱い想いを持った東京在住、世代も違うクリエイター3人が、当時その青春の多くを過ごした街の中心にある旧百貨店「正札竹村」の閉店を皮切りに、シャッター街となり寂しくなっていく大館をアートの力で元気にしたいと始めたのが「ゼロダテ」。ローマ字にすると「ODATE」。そのまま「大館」とも読めて、数字の「0」、日付を意味する英語のDATEとも読めることから、もう一度、ゼロから自分たちの街を見つめてみよう、新たな未来の街を作っていこう。ゼロダテという名前にはそんな想いが込められています。

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ゼロダテアートセンターにて集合写真(2013.3)


3年前、東京での活動から故郷秋田に戻り活躍するゼロダテのプロジェクトリーダー/デザイナーの石山拓真はその"やりがい"についてこう話します。
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「地元では30代なんてまだまだ若造。普通は、街で何かを言っても相手にしてもらえません。でも、ゼロダテの活動をしていると、行政や企業の代表者と街の将来について話す機会がもてます。出会いも多く、ただデザインの仕事をしていても会わないような全国の作家、スタッフ、同志など、たくさんの人と知り合えます。そこに自分の居場所を見つける人も多いんです。」

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高校生でゼロダテと出会い、アートの道へ進んだ高橋沙綾さん

昨年の夏、東京から秋田に戻ってゼロダテの新スタッフとして働く建築家の柳原まどかは今の気持ちをこう語りました。

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「都会暮らしに慣れてしまった体を急に秋田に置いてみると、かつて暮らしていた時には気づかなかったことがたくさん見つかります。そうやって過ごしているとこの街のためにと気張らなくたって、自然とそういう気持ちになるんですね。」

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そして、シンガーソングライターとしてゼロダテ初年度から活動し、数年前に東京から秋田に戻った僕、サイトウタクヤは、プロジェクトスタッフとして働くことについて聞かれたら、こう答えます。

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「ゼロダテにいると、ここはいったい何屋なの?っていうくらい色々とやることがあります。ミュージシャンのつもりが小屋の改修で大工仕事をしたり、きりたんぽ鍋を200人に振る舞うために東京に行って大きな鍋でダシを取っていたり。仕事なのか遊びなのかその境目が分からない感じがたまらなく面白いです。商店街の真ん中でバーベキュー、作家さんが大館に来るたびに毎晩乾杯。楽しい出会いの連続の中で、自分が確かに故郷に根付いて愛着を感じながら生きていることがなにより自信になっています。ゼロダテにいるとタフさというか人間力が高まりますね(笑)。」

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商店街でバーベキュー


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ゼロダテスタッフと仲間たち 美味しい日本酒で乾杯

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商店街のアイドル、秋田犬のトラも迎えてくれます

長くなりましたが最後に、アートNPOゼロダテ理事長であり、東京藝術大学准教授、3331 Arts Chiyoda の統括ディレクターの中村政人のメッセージを送りたいと思います。
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自分の心を少しでも開くことのできるコミュニティがひとつでもあれば、その瞬間生きていくための活力が生まれてくる。「街づくり」という前に、住人が心を開き、この一瞬一瞬に充実感を感じるための、新たな取り組みが必要なのである。そんな小さなコミュニティを生み出すために、私たちは「ゼロダテ」というアートプロジェクトを立ち上げた。

書籍「コミュニティ・アートプロジェクト ゼロダテ/絶望をエネルギーに変え街を再生する」著:中村政人 から抜粋。
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12月21日はゼロダテ忘年会兼お疲れさま慰労会がゼロダテアートセンターにて行われました。

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今年のゼロダテも美術展期間中やその他にも、いろんなかたに協力いただいたおかげで無事に終えることができました。本当に感謝です。

料理はハタハタ焼きやしょっつる鍋をメインに、かに、たこやき、お菓子などその他たくさん持ち寄っていただき贅沢なテーブルでした。

忘年会はビンゴゲームや抽選会などが定番ではありますが、何か違うことができないかなあと思い、ほとんど独断で決めてしまいましたが卓球大会を開催することにしました。

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ほぼ強制参加で、ダブルスチームをくじ引きで決めてのトーナメント。
その名も「OPEN MIND CUP」.。今年のキャッチコピーにあやかりました。

賞品はこちら。
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やってみるとみなさんかなり白熱したゲーム展開。
ダブルスなので否が応でもチームワークとオープンマインドが必要となり、ある種の一体感がそれぞれのチームに生まれててよかったです。

さて、試合結果は

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こんなかんじでした。
4位までには賞品が贈呈されました。

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受賞者みんなで記念撮影。おめでとうございます!

結局このあとも敗者復活トーナメントをやってみなさん何かしら賞品をゲットしました。

そのあとはダンスも得意なシンガーソングライターの紗良ちゃんにつられてダンスタイム。

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ダンスはいいですねえ。

その後も夜はふけ、弾き語りカラオケ大会なったり文字通り忘年会でいろいろと発散しみなさん笑顔の中、終了。

今年を振り返り、来年の豊富を語りつつ楽しい時間を共有できたことはとても嬉しかったです。

それにしてもみなさんお酒を良く飲む。あんなにあったお酒が最後はすっからかん。笑

今年も1年間お疲れさまでした!そしてありがとうございました!


よいお年を!

テキスト/写真:サイトウ



2017年1月

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